ドアロックが故障してロック、アンロックしない。ドアロックを分解して修理してみた!
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つい先日新車登録から13年を越えたムーブラテの運転席側後ろのリヤのドアロックが集中ドアロック(鍵のボタンで締める時など)で自動に締まらなくなり、そうなると防犯上常にロックしているためドアを開ける時は室内から鍵を解除し開けていましたが

まぁ〜いちいち手動で開けるのが面倒くさい……

しかし新品でドアロックアクチュエータをまるまる交換すると1万円以上はする部品。

中古部品と言う手もあるが結局同じくらいの年式の部品だから直ぐに壊れる可能性も高い。

中にはモーターだけ新品にしている中古品もあるみたいですが、それでも5000円程度はかかる。

なのでドアロックアクチュエータ分解しモーターのみを1000円程度で売っている新品モーターに交換、修理するこにしました。

目次

ドアロックアクチュエータの仕組み、故障原因

ドアロックアクチュエータがドアロックリンクを上下に可動させロック.アンロックし、ドアロックワイヤーを引いたり押したりすることで車室内のドアロックボタンをロック.アンロックに可動させる仕組みになっています。

このドアロックアクチュエータを分解した内部はギヤとモーターで構成されモーターがギヤを駆動し上部のリンク部分を動かしています。

複雑そうで簡単な造りをしてますね。

今回は経年劣化によるモーターのトルク不足による故障だったのでモーター交換のみで修理できました。

ほとんどモーターが原因ですが、稀に内部のギヤ破損やドアロックワイヤーの錆による断線などモーター以外の部分の故障もあるので、まずは分解してモーター以外が正常なのかを初期診断しましょう!

ネット注文だと原寸合わせができないので確認のためにもモーターサイズの測定、記録することも忘れずに!!

またアクチュエータ内部のギヤ破損はアクチュエータ本体の交換になり、ドアロックワイヤー断線はワイヤー単体補給が無い場合はリンク部分をまるごと交換になるため修理には1万円以上の費用が必要になります。

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使用したモーター

先程も言いましたが故障原因はモーターだったので「モーターのみ」交換、修理。

使用したモーターはネットでも販売されている『FC280PC - 22125』と呼ばれる品番の新品モーター。

どこの自動車メーカーもドアロックアクチュエータにはこの規格のモーターを使っていることが多いみたい。

ちなみに今回故障した古いモーターはブラシが原因ではなくモーターの周りの磁石の磁気が弱くなりモーターのトルク不足でカチカチと作動音はするけどドアロックが動いていない状態でした。

また僕が注文したオンラインショップはモーターが1000円程度で、ポスト投函する配送方法でなぜか送料が900円ともう一個モーターが買える送料取られました(笑)

他のショップを確認していない自己責任ですがぼったくられた気分。それでもアクチュエータ本体を変えるよ安上がりなので良しとしよう。

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分解、修理

ムーヴラテの運転席後ろのドアロックアクチュエータのモーターを交換します。

必要な工具

  • クリップリムーバー
  • +ドライバー
  • 10mmボックスソケット
  • ラチェット
  • ヤスリ
  • カッター

クリップを外したりリンクを外すのに便利なのでクリップリムーバーを準備しますがなければ長いマイナスドライバーと先が細いペンチ代用可能。

ソケットもラチェットもメガネレンチがあれが外せることは外せます!

1、内張り取り外し

ドアハンドルのカバーを取り外し2本のネジを取り外し。

レバーの中心のネジを取り外し、ハンドル周辺のカバーをクリップリムーバーで少し浮かせ取り外し。

パワーウィンドウスイッチのカバーを上方向に引っ張りカプラーを切り離して取り外し。

この状態で大きなドアパネルを取り外します。

コツは下側に手を入れ手前に引っ張ること。

パネル全体を上方向にスライドさせドアパネル取り外し。

ドアパネル取り外すとこんな感じ。

2、ドアロックリンク本体取り外し

ドアレバー部を右にスライドさせ手前に引く抜く。

裏側のドアロックワイヤー2本取り外し。

ビニーを引っ張りながら半分程度剥がす。

このビニールはドア内に入ってくる雨などを室内に入れないための防水用に付いています。

またビニールを止めている黒い粘着質の物はブチルゴムと言われ、ビニールの隙間から水が漏れ出さないための防水も兼ねています。

なのでこのビニールを破らずに再使用することが重要。

しかし冬場はブチルゴムが固くビニールを引っ張るとビニールが破れてしまうこともあるので、ヒートガンやドライヤーでビニールの上から溶けない程度にブチルテープを温め引っ張りカッターで切れ目を入れながら剥がすと破らずに剥がすことができます。

と言いつつ古くなると簡単に剥がれますが、貼り付ける時は隙間なくしっかりと貼り付けるましょう!

内側の2本のボルトと側面のボルトの計3本取り外し。

先程のボルトを外すとドア内側のガラス下部のガラスの通り道になるガイド「ガラスラン」が取れるのでドア内にから取り外し。

ドアロック本体を外す前に外側のドアハンドルに付いている棒をクリップリムーバーで外側に引くように外す。

クリップリムーバーが無ければ長いマイナスドライバーでこじりながら取り外し。

ドアロック本体を支えながら内側の1本のボルトと側面の3本のプラスネジを取り外し途中まで引き出す。

ドアロックアクチュエータ下側のカプラーを抜き取るとドアロック本体が取り外す。

3、ドアロックアクチュエータ取り外し、分解

アクチュエータを止めている2本のプラスネジを外しアクチュエータを取り外し。

アクチュエータはネジで止まっていないので隙間をクリップリムーバーやマイナスドライバーでこじり分解。

ちなみにアクチュエータは接着剤で止めてあるので接着剤が劣化していると簡単に開きますが、接着力が残っていると硬いことがあります。

硬い時は無理にこじると破損する恐れがあるので注意して開けましょう!!

4、モーター交換

こんな感じで開きますがギアが外れると面倒くさいので極力モーターだけ取り外します。

モーターの先のギヤは引き抜くと簡単に外せる。

古いモーター画像でしか軸の部分は丸ではなく一部削られ平らになっています。

もちろん新品の軸は丸のままなので削ります。

ヤスリで削るのが面倒くさいのでベルトサンダーでギアを借り付けしながら少しづつ削ります。

同じ位置までギアが入り込んだのでギアの取り付けは終了。

モーターを取り付け。

当たり前ですがジャストサイズ(笑)

カバーが凹凸になっているので凹凸部に接着剤を塗り閉めればモーター交換終了。

ちなみに接着剤は全周に塗るのではなく接着剤一滴を3,4ヵ所程度に塗ると万が一分解しないといけない時に壊すことなく分解できます。

また接着剤を塗る前に一度仮固定しドアロックの作動を確認しておくといいでしょう。

後はリンクにアクチュエータのリンクを差し込んでドアロックワイヤーを取り付け、取り外しの逆の順に取り付け、組み付けると完成。

交換終了したはずがまさかの……

分解に慣れているので作動確認もせず取り付けた後作動確認すると……ロック、アンロックしてはいるもの……

ロックするとアンロックし、アンロックするとロックする反対作動!?なんじゃこりゃ!?

原因究明するのにまた全バラですよ。組み付け段階で作動確認しときゃよかった(笑)

原因は?と言うと

このアクチュエータは配線2本で電気を通す側を入れ替えモーター右回転.左回転させています。

例えば古いモーターは「右」からから電気を通すか『右回転』し、「左」から通すと『左回転』する仕様になっています(例えなので回転方向を確認した訳ではない)

しかし今回新調したモーターは「右」で『左回転』、「左」で『右回転』とモーターの回転方向が違うため、ロック、アンロックが逆の作動になっていました。つまりアクチュエータ自体は正常。

これを直すにはカプラーに刺さっている端子を逆すればいいだけ!

これでやっと交換、修理が終了。

まさかこんなオチがあるとは……結局原因究明で悩んだのもあってトータルで1時間(笑)

モーターの回転方向ってみな同じだと思っていたのに、違う場合があるってのはいい勉強になりました。それとも不良品?

まとめ、感想

ドアロックが自動でロック、アンロックしない不具合で、今回はモーターのみで交換.修理しましたが交換難易度はスライドドアモーターに比べると簡単でした。

モーターのみ交換は多少の技術.工具と手間は掛かりますがアクチュエータ本体やドアロックリンク本体を交換するよりも遥かに安くで治せます。

今回はムーヴラテの取り外し方法でしたがほとんどの車が同じような構造になっているので参考程度に是非チャレンジしてみてください!

それではまた〜!

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