目次
トヨタ純正別体型ドライブレコーダー(DRD-H66)とは
2種類あるトヨタ純正ドライブレコーダーで「常時録画」「衝撃録画」「駐車録画」を備えた、高性能、多機能モデルなのがカメラ別体型ドライブレコーダーです。
特長
社外品ドライブレコーダーのようにディスプレイは付いていませんが、カメラと本体を別々の位置に取り付けるタイプです。
カメラ部分はフロントガラスに取り付け、標準装備のような違和感の無い取り付け位置。
本体部分は車種により異なりますが、トヨタが指定している場所(コンソールなどの物入れの中)又は自分の好きな場所に取り付ける事が可能で、過去モデルと比べて「画質向上」「多機能化」「夜間の動画視界性能向上」したのが特長。
またナビが無くても取り付け可能です。
トヨタ純正カメラ一体型ドライブレコーダーとカメラ別体ドライブレコーダーの違いはこちらから↓
別体型ドライブレコーダー(DRD-H66)の機能
機能一覧
せっかくなので過去モデルのトヨタ純正カメラ別体型ドライブレコーダーと比べます。
カメラ一体型 DRD-H66 | カメラ一体型 過去モデル | |
---|---|---|
価格 工賃別 | ¥42,660(税込) | |
サイズ | ・カメラサイズ 横幅2.6cm 高さ2.55cm 奥行4.6cm ・本体サイズ 横幅6.3cm 高さ11.1cm 奥行2.1cm | 同じ |
常時録画 | ○ | ○ |
衝撃録画 | ○ | ○ |
エンジンオフ後 駐車録画 | ○ | ✕ |
静止画 | ○ | ✕ |
音声録画 | ○ | ○ |
GPS | ○ | ○ |
Gセンサー | ○ | ○ |
案内 | 音声案内 | 音声案内 |
画素数 | 約200万画素 | 100万画素 |
画質 | フルHD (1920×1080) HD (1280×720) ハイビットレート | HD(1280×720) |
HDR | ○ | ○ |
夜間画質 | ○ | ✕ |
記録時間 | 約150分HD 80分フルHD | 150分HD |
標準SD | 8GB | 4GB |
記憶保護件数 | 衝撃録画時 10件 駐車録画時 10件 | 衝撃録画10件 |
画角 | 水平112° 垂直65° | 水平110° 垂直70° |
ノイズ性能 | ○ | ○ |
PC専用ビューア | ○ | ○ |
ナビ録画再生 | T-コネクトナビ のみ再生可能 | |
ナビ連動 | ✕ | ✕ |
SDカード 寿命警告 | ○ | ✕ |
保証期間 | 取付後3年 | 取付後3年 |
機能詳細
常時録画
電源オン後は常に録画を開始します。
録画時間は3分を1ファイルとして保存し「HD画質で最大150分」「フルHD画質で最大80分」録画可能です。
録画要領がなくなると古いファイルから消して常時録画を続けます。
※初期設定ではHD録画です。 衝撃録画(Gセンサー)
事故などの衝撃をGセンサーで検知し、「衝撃前8秒」+「衝撃後12秒」の計20秒を1ファイルとして保存し、「最大10ファイル」まで保存します。
10ファイルを越えると、古いファイルから消して録画をします。 駐車録画
常時駐車録画モード
電源OFF後でも30分か1時間分を常時録画し、毎秒1コマ(カクカクした動画)で3分1ファイルで保存し、古いファイルから消して録画を続けます。
※つまりエンジンオフ後でも30分または1時間録画し続けます。
衝撃検知駐車録画モード
当て逃げなどの衝撃時に、衝撃検知後20秒間録画し(検知前は録画しません)最大10ファイルを保存し、古いファイルから消して録画します。
※初期設定では両モードOFFになっていますが各モード個別に機能させる事も可能です。
またバッテリ保護機能が付いているのでバッテリー上がりにはなりませんが、バッテリーが悪い場合は駐車録画が作動しない場合があります。
静止画
ドライブレコーダー本体の「PHOTOボタン」を押すことで静止画を撮影する事ができ、最大1000枚保存可能です。
静止画の画質は動画画質と同じなので、動画がHDなら静止画もHD画質になります。
音声録画
静止画以外は動画録画と同時に音声録画をします。
※初期設定では音声録画ONですがOFFに変更も可能です。
GPS
カメラ部分にGPS内蔵して録画場所も同時に保存します。
音声案内
作動時、エラー時、SDの寿命などを音声案内してくれます。 画素数
過去モデルの「100万画素」から「200万画素、ハイビットレート化」で高画質化。 画質
フルHD対応になり上記と同じで高画質化
※初期設定はHD画質でフルHD画質に変更可能ですが録画時間が約80分と短くなります。
ただし「画素数アップ、ハイビット化」になったのでHD画質でも録画動画は十分綺麗です。
HDR
HDR機能でトンネル出口などで動画の白ボケを抑制させています。 夜間画質
高感度レンズと照射型CMOSセンサーにより、夜間時はっきり見えなかった車や人を、くっきりとした動画で記憶出来るようになりました。
標準装備のSDカードは8GB
標準装備のSDカードは8GBですが、大容量のSDカードに交換すれば、記録時間は増えますが、推奨はトヨタ販売しているSDカードなので、それ以外のSDカードは動作を保証していません。
また違うSDカードを使用した場合の本体故障などは保証対象外になってしまいます。
画角
上下左右の撮影出来る範囲を画角と言い、純正でも前方はカバー出来るのだけの画角はあります。 PC専用ビューア、
ナビ録画再生
録画した動画をPC専用ビューアアプリかT-コネクトナビで再生する事が出来ます。
ビューアでの再生の場合は詳細が確認出来ますがパソコンが必要です。
※社外ナビの動作は保証していません。再生出来るかどうかは自己責任になります。ビューアーソフトのインストール方法と使い方(DRD-H66別体型専用ビューアーソフト) - 車いじりブログ ナビ連動
残念な事に現在販売しているトヨタ純正ドライブレコーダーにはナビと連動する機能はありません。 保証期間
一体型ドライブレコーダー(DRD-H66)の評価
純正ドライブレコーダーも
- 録画方法増加
- 画質向上
- HDR化
- フルHD化
- 夜間視界性向上
などを追加もしくは向上させ社外品に引けを取らない画質性能にはなりましたが
社外品には
- 価格が安い
- ディスプレイ付きで録画が再生が簡単に出来る
- 機種によっては200万画素以上ある
- 画角が広い
- 運転席側まで撮影出来るタイプもある(後方追突時なども映る)
- 大容量SDカードも装着可能で、録画時間を増やせる。
- 駐車録画が最大12時間可能
など純正はまだまだ機能面、価格面で劣っているので、多くの人が、「価格が安い」「ラインナップも多い」「性能が良い」「他車に載せ替えやすい」社外品ドライブレコーダーを選ばれます。
もちろん中には安ければ何でもいい人もいます。
一体型ドライブレコーダーのメリット
- 標準装備のような違和感のない取り付け方法
- 新車装着なら最長7年保証
- 故障しにくい
- もし故障してもどこのディーラーでも見てもらえる(社外品の場合は、純正じゃないので、と断られる事もある)
くらいしか無いのが現状です。
せめてもう少し価格が安ければ僕としてもおすすめ出来るんですけどね(笑)
なので新車購入時なら保証期間も長い純正ドライブレコーダーをおすすめ出来ます。
後付けの場合は社外品の方がおすすめです⇩
それではまた~!