前回のヘッドライト磨きの続きでおすすめヘッドライトコート編です!!
目次
ワコーズ「ハードコート復元キット」とは
ワコーズさんは過去にボディーコーティングのバリアスコートを紹介していますが↓
そんなワコーズが出している、ヘッドライト磨き&コート専用ハードコート復元キット(ヘッドライトコート)を紹介致します。
車業界で和光ケミカル、通称ワコーズ(wako's)と言えば誰でも知っている実績のある一流メーカー
で、数多のケミカル品(オイル、グリス、コート剤など)を実際に使っていますが、どの製品も価格がやや高いですが失敗が無いと断言出来る安心おすすめメーカーです!
ハードコート復元キット内容
- コート剤
- ベース処理剤(研磨剤)
- コート剤専用スポンジ(10回分)
- ベース剤専用スポンジ
- 作業要領書
※ヘッドライトの磨き方、コート剤の塗り方は作業要領書に記載されています。
ハードコート復元キットにはコート剤だけではなく塗り込み用スポンジや、ヘッドライト製造時に塗られてい表面のハードコートを剥がすためのベース処理剤などが同封されている充実した内容になっています。
ベース処理剤の詳細については下記の「1、ベースコートで磨く」で説明します
施工に別途必要な物
- マスキングテープ
- マイクロファイバークロス
- 脱脂剤
ボディー保護の為にマスキングテープ又は養生テープ(緑色のガムテープ)やベース剤などの拭き取り作業に傷付きにくいマイクロファイバークロスなどが必要になります。
またコート剤を塗る前に脱脂作業が必要で洗車でも十分ですが、洗車出来ない時は脱脂剤を準備しましょう。
価格
約5000円〜8000円
価格はホームセンターなどに売ってある市販品と比べて高めでが、研磨剤のベース処理剤もセットで、コート剤も両側で10回は塗れるくらいの量はあるので、コート剤塗りを失敗しても、再度塗り直し可能なのでコスパは良いと思います。ハードコートとは
新車からヘッドライト表面を保護する為に塗られているコート剤をハードコートと呼び、太陽光による劣化、飛び石による傷でハードコートが剥がれヘッドライトの表面のプラスチックがむき出し状態になる事で、表面が傷みやす黄ばみ、曇りの原因になります。
ワコーズ製品はその傷んだハードコートをコート剤で復元させるので「ハードコート復元キット」と言う名前になっていますが、逆にわかりづらいネーミングになってますよね(笑)
施工方法
それでは使い方を説明いたします。
1、ベース処理剤で磨く
ヘッドライトをコンパウンドを使って磨く人は飛ばして下さい。
このベース処理剤とは、いわゆるヘッドライト専用の特殊コンパウンドです。
ただし傷を取るためのコンパウンドとは少し違い、黄ばみや曇りを比較的簡単に取る事が可能です。
ただし簡単にとれるのは軽度な場合に限りあくまでも簡易磨きなので黄ばみやすく、コート剤の耐久性を上げたいのならペーパーやすりやコンパウンドを使ってしっかり磨く必要があります。
ベース処理剤の使い方
マスキングテープなどでヘッドライト周辺のボディー保護後、ベース処理剤用スポンジの白い面に、ベース処理剤を2〜3滴つけて、ヘッドライトの表面をまんべんなく繰り返し磨くだけです。
ベース処理剤専用スポンジは軽く手洗いして乾かせば再使用可能です。
ベース処理剤で綺麗になるのか?【追記】
自分で読み返してもこれじゃ「結局ベース処理剤で綺麗になるの?」と思うような記事になっているのでので追記します。
曇っているヘッドライトをベース処理剤のみで全体を磨きます。
ヘッドライトの状態にもより違いはでますが、どうですか?今回はかなり曇り黄ばみは除去出来たのでベース処理剤でも十分綺麗になると思います。
しかし実際は細かな黄ばみや曇りは完全に除去しきれていません。
少しでも黄ばみや曇りが残っている状態だとヘッドライトコート剤の耐久性が悪くなり数か月後には黄ばみ始め一時的なものにはなりますが「わざわざペーパーヤスリで磨くのは面倒くさい」「元より綺麗になればいい」って人はベース処理剤でも十分だと思います。
2、コート剤の塗り方
コート剤専用スポンジが10個に繋がっているので1個に分けて塗るのですが1個でも大きいので、僕は1個を半分に切って塗っています。
注意
コート剤専用スポンジは再使用出来ないのでコート剤の量を見ながら、スポンジを小分けして使いましょう。
2、コート剤の塗り方
スポンジに2〜3回コート剤を塗ってからヘッドライト全体に塗り忘れが無いように(特にふちが塗られていない事が多い)塗りましょう。
コート剤塗り後は素早く綺麗なティシュ又はマイクロファイバークロスで優しく拭き取りましょう。
注意、塗った後すぐにコート剤を乾かすた為にヘッドライトを点灯させると硬化が始まりコート剤を拭き取るとコート剤が白くにごるので、コート剤を乾かすのは絶対に拭き取り後にしましょう。
また
硬化時間
かなりシビアですがコート剤を塗った後は12時間は雨などの水に濡らさないこと(絶対に濡らさないでください)また1週間は洗車しないこと。
注意、コート剤が乾いていない状態で雨など水分が付着すると、白く濁ったりコート剤が流れる跡になるのでしっかり乾かしてください。
また乾燥状態の確認として、ヘッドライトの光が当たる場所以外の端っこ指で触って白く指紋が付くようであれば、乾いていない状態と判断できます。
・乾かす時間を短くする方法
これは作業要領書にも書いていますが、エンジンをかけてヘッドライトを点灯させ表面全体を20分くらいドライヤーで乾かせば、12時間待たずに硬化が始まるので雨位なら大丈夫です。
僕はドライヤーで乾かすのが手間なのでエンジン始動させヘッドライトのハイビームで点灯させて30分〜1時間放置しておくと大体硬化しています。
耐久性
ワコーズはガラス系ヘッドライトコート剤なので耐久性が高く、メーカー表記は半年〜1年です。
実際に僕がコート剤を塗ってから6ヶ月経ちましたが
未だに黄ばむ、曇る気配が無いので耐久性は高いと思います。
まとめ
ワコーズのヘッドライト復元キットはコート剤だけではなく特殊コンパウンドのベース処理剤などもセットになっているので買ってすぐにでも磨けるセットにはなっています。
またコート剤の耐久性は高く、ポリッシャーなどで磨きの失敗したくない方はまずはこちらのハードコート復元キットに入っているベース処理剤で磨いてみる事をおすすめします!
ただ少し高価なのがデメリットです!!
それではまた!