噂のNEW Wet Coat(ニューウェットコート)を使ってみた!
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某カーサイトでもおすすめされているニューウェットコート。

レビューを見るぎり良さそうなことが書いてあるので気になっていましたが、他のカーコーティング色々試していたら(レビューしてない製品もまだまだありますが……)後回しになっていたので、思い切ってジーオン福袋を購入。

ウェットコートとシルクドライヤーが欲しくて福袋かったんですけどね。

今回はニューウェットコートのレビューしたいと思います。

目次

NEWウェットコートとは

多くのカーケア用品を手がけるイギリスの会社「GYEON(ジーオン)」が販売している簡単コーティングが「NEW Wet Coat(ニューウェットコート)」

ニューウェットコートはクォーツ被膜を形成するガラス系コーティング。

本家ジーオンのサイトには硬化するベースコーティングや簡易コーティング、メンテナンス剤や洗車用品などなどかなり多くの製品を取り扱っていますが日本で販売されているのは3/1程度。

またボディーに優しい油分落とし剤、幌(ほろ)用コーティング、硬さの違うトラップネンドなど用途の違うマニアックなカーケア用品の多さをみると海外では洗車マニア向けの製品なのかなと感じます。

製品名にNEWが付いているのはモデルチェンジ後の新作ウェットコート。

旧作の製品名は「Wet Coat」のみ。見た目の違いは旧作はボトルの中身が見える透明ボトル。

オンラインショップではちらほら見かけるので購入時は旧作を購入しないように注意が必要です。

そして新作は性能が150%良くなっているらしいですが旧作を使ったことがないので性能の違いについてはよく分かりません。

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特徴

簡単コーティング

洗車後水分が残ったままウェットコーティングを吹き付け水で流し拭き取るだけの簡単コーティング。

水分が残ったまま吹き付け拭き取るだけの簡単コーティング剤と比べると、最後に流す工程が増えるので施工自体は難しくないけど少し手間のかかるコーティング剤です。

撥水と親水の間の「疎水性」

撥水と親水の中間の撥水性の「疎水性(そすい)」

海外向け製品は疎水コーティングが多いのかな?

疎水のメリットとしては水分が一箇所に集まり流れていく弾き方なので撥水性のような小さな水玉ができないのでシミになりにくく、親水性より弾きが良く水が引いていく様子も楽しめるのが疎水。

まぁ水道水程の水量で流せばの話しなので雨程度の水量では基本的には撥水性と同様に水玉になります。

撥水の感じがスパシャンぽい(笑)

艶、光沢はそこそこ

艶、光沢がそこそこな理由としては単純な艶、光沢はいい方だとは思いますが傷を埋る効果はないので塗装の状態に左右されやすい。

しかし傷埋め効果で綺麗になるのは誤魔化しているだけですが、一般的には簡単で艶、光沢が良ければ評価が高くなるので、ウェットコートはベースの状態に依存すると言う意味でそこそこと言う評価。

つまりパールホワイトなど洗車傷が見えにくい塗装や綺麗な塗装はツヤツヤな艶、光沢になります!

シミ、ムラになりにくく施工は簡単

しっかり洗い流すことでシミ、ムラになりにくく何も考えずにコーティングできるので施工は簡単。

また湿式施工のコーティングを乾式施工すると光沢や耐久性が良くなることもありますが、ウェットコートは水と反応して硬化することや水で余分なコーティングを流さないとほぼシミ、ムラになるので必ず水が残った状態の湿式で施工しましょう。

良心価格

500ml約3000円(送料込み)100mlあたり約600円。

1000ml約4600円(送料込み)100mlあたり約460円。

シュアラスターのゼロウォーターが280ml×2本で約3300円(送料込み)100mlあたり約580円なので多少ウェットコートの方が高いですが輸入品でこの価格はむしろ良心価格。

使い続けるなら1000mlの方が良心価格を通り越してお得。

瓶に入って有名なコーティング剤の中身はウェットコートじゃないの?と感じるくらいコーティングの特徴が似ているので余計に良心価格に感じる(笑)

耐久性は良くない

2月から4月にかけて黄砂や花粉の飛散量が多くさらに雪や雨が多いシーズンなので今の時期限定かもしれませんが、油分除去,ウォータースポット除去、脱脂と下地処理しても2週間程度で撥水が弱くなり耐久性は良くないかなと感じます。

またベースにバスプラスを施工したとしても同じ結果でした。

あくまでも体感ですが撥水は衰えても艶、光沢は維持しているきがするので、撥水基だけ耐久性がないと言ったところ。

ただこの車両はコーティングの実験用になっているため下地処理したところ撥水はしなくなりましたが過去に塗った硬化型ベースコートが落とせていない可能性があるので今後磨いてから再度耐久性を確かめたいと思います。

未塗装樹脂、ガラスにもコーティングできる

未塗装樹脂、ガラスにも施工可能なオールインワンコーティング。

特にフロントガラスはワイパーで物理的に拭き取とるため1ヶ月程度でどんなガラスコートも撥水が弱くなり、筆者もフロントガラスコーティングが好きで少しでも撥水が弱まるのが嫌なので、ガラスにはガラスのコーティングと拘りからボディーのコーティング後疲れた身体に鞭打って定期的にガラスコーティングを塗っていましたが、まぁ時間もかかるし面倒くさい(笑)

しかしウェットコートはその辺のガラスコートと遜色ないほど撥水し(撥水性が強いガラスコートには劣る)ムラにもならず手間も省けて時間短縮になります。

しかもコーティングと同時に全面ガラスに施工できるので常に撥水良い状態をキープできるいいこと尽くめ。

『ボディー用のコーティングをガラスに施工してもガラス専用コーティングに適うわけがない』とバカにしていましたがウェットコートに関してガラスコートの代用になります!

もちろん初期施工時は油膜を除去する下地処理は必須。

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使い方

使い方は簡単ですが紹介します。

洗車

説明するまでもないですが最初は洗車。

この時に汚れが酷くなければバスプラスで洗うとウェットコートのノリ、艶がよくなります。

ただし汚れが酷くない場合のみバスプラスで洗車がおすすめ。理由はこちらに記載してます↓

水分を拭き取らずに1パネル毎に塗り込み

洗車後水を拭き取らずに良く振ったウェットコートをパネル直接吹き付けるもしくはクロスに吹き付け1パネルごとコーティング。

吹き付け量はボンネットで4〜6プッシュ程度が目安。

クロスの余分な水分は絞りながらコーティングします!

1パネル毎に水で流す

1パネル毎コーティングしたら1パネル毎大量の水で洗い流し。

ウェットコートは水と反応して硬化?定着?するコーティングなので必ず水で流しましょう。

拭きとってフィニッシュ

1パネル毎コーティング、洗い流しが全周終わったら最後に水分を拭き取ってフィニッシュ。

注意として余分なコーティングをしっかり拭き取りたいのでマイクロファイバークロスを使って拭き取りましょう!!

ジーオン製品ならポリッシュワイプがおすすめ!

乾燥時間はどれくらい?

公式HPや日本代理店HPに記載がなく持論ですが、施工後すぐに雨が降った、夜施工して朝方霜が降りていた時の次の日に水をかけても撥水が弱かったことから乾燥時間おおよそ『1日』は必要かな。

まとめ、感想

市販の簡単コーティングと比べると水分が残ったまま塗って洗い流して水分を拭き取るので工程は多くなりますが、水で流すことでシミ、ムラになりにくいため施工方法を考える必要もなく、塗って流せばいいだけなので手軽にコーティングできました。

艶、光沢は塗装の状態に左右されやすいですが下地次第でツヤツヤ、テカテカになるので艶、光沢は良いと思いします。

またニューウェットコート1本あれば未塗装樹脂やガラスも撥水するオールインワン施工できることから、ガラスにはガラスコート、未塗装樹脂には専用コートと使い分ける必要もなく個別にコーティングするより遥かに楽で時間短縮できるのはいいところでした。

特に2週間に一回程度洗車、コーティングする人であればガラスの撥水も常にいい状態をキープできます。

撥水は瓶に入ったコーティングと同じ疎水性ですが価格は半分以下と良心的なので、瓶のコーティングの継続して購入するのは高いなと思っている人はニューウェットコートに切り替えてもいんじゃないと思うくらい撥水や艶、光沢が似ています。

決定的な欠点は耐久性は2週間程度と良くないところ。耐久性せめて1ヶ月はもってほしい。

ただ耐久性を試している時期がボディーにとってもコーティングにとっても厳しい季節なので今後も耐久性関しては検証していきたいと思います。

そしてジーオン製品の良いところは手頃の価格で下地処理剤やメンテナンス剤などが多くライナップされており同メーカーですべてを揃えれるので相性を確認する手間もないところ。

今後ニューウェットコートのメンテナンス剤にキュアを購入予定なのでそちらもレビューしたいと思います。

それではまた〜!

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