今までコーティングinシャンプーは簡単にコーティングができる以外メリットを感じなかった為使ってきませんでした。
一つで二役の時点でコーティングにしろカーシャンプーにしろ中途半端な効果しかなく、コーティング、シャンプー個別に使った方が効果が高いのは当たり前。
これまでもこれからも筆者は使うことは無いと思っていましたがしGYEON福袋に入っていたのとせっかくなので新しい境地の開拓と言うことで使ってみます。
目次
BATHE+とは
メーカー | GYEON(ジーオン) |
製品名 | BATHE+(バスプラス) |
品番 | ・Q2M-BAP40(400ml) ・Q2M-BAP100(1000ml) |
容量 | ・400ml ・1000ml |
用途 | 洗車用カーシャンプーに 撥水能力をプラスした 撥水コーティングinシャンプー |
撥水性 | 疎水性 |
その他 | ・クォーツ被膜を生成し、ツヤと撥水効果 ・6週間の撥水効果 ・ウェットコートを併用いただければ ツヤと撥水効果がよりいっそう強固なものに。 ・ボディ、ガラス、樹脂パーツ等 部位を問わず使用可能 ・セルフクリーニング効果 |
GYEONのコーティングinシャンプーが『バスプラス』
価格は3000円前後で市販のカーシャンプーとコーティングを個別に購入すると3000円くらいはするので高価ではないと思いますが、比べるコーティングの価格次第ですね。
最初に驚いたのはほどんどのカーシャンプはボトルキャップ1杯に対して何杯分で希釈する方法が支流ですが、この方法だとキャップに移し替える時にどうしても溢れたり、またはボトルの上部にカーシャンプが固まってしまいますが、バスプラスはシャンプーボトルと同じプッシュ式ボトルなのでバケツに直接規定回数プッシュするだけでボトルが汚れることもなく簡単に希釈ができて便利。
バスプラスもウェットコート同様に疎水性でクォーツ被膜(ガラス)を生成するコーティングですが耐久性は6週間と短くなっています。
ウェットコートと同じコーティング被膜をより簡単に時短でコーティングできるけど耐久性が低くなっているのがウェットコートとの違い。
ボトルには「セルフクリーニング効果によりメンテナンスが安易」と記載されており汚れを自己洗浄する効果もあるらしい。
またバスプラス施工後にウェットコートを併用するとツヤと撥水効果がよりいっそう強固になるのでウェットコートのベース作りとしても使用可能。
使用方法
コーティングinシャンプーなので洗うだけですが簡単に紹介します。
規定量プッシュし水で希釈
本液10ml(ポンプを7回プッシュ)を200倍の水で希釈してご使用下さい。 (本液10mlに対し水2リットル)
7プッシュを2リットルの水が希釈割合なのでよく振った後に今回は4リットル作りたいので14プッシュで希釈します。
軽「7プッシュ」中型・ワゴン「14プッシュ」くらいか目安。
希泡立ちはカーシャンプと遜色ないですが洗車中に泡立つかどうか気になるところ。
1パネル毎に洗って水を流す
1パネル毎洗います。
バスプラスはシミになりにくいので軽自動車サイズであれば天井→流す→フロント側→流す→右側面→流す……と部分毎に洗って流すを繰り返してもOK。
個人的な施工方法ですが、汚れが多い場合などは一回の施工では撥水が弱いことが多いので、1パネル毎に最初の一回は洗車感覚で洗い水で流して2回目にコーティング塗る感覚で洗い水で流すとノリがよく撥水もよくなるのでおすすめ!!
ボトルに記載された英文の使用方法には「スポンジに数適たらして塗布」と記載されているので、スポンジに直接1プッシュしてから洗うと洗浄力やコーティング効果がよくなるみたいです!!
実際に洗ってみるとやはりカーシャンプのような泡立ちはなくカーシャンプとは呼べません。汚れが酷い場合は傷が付かないか心配……
カーシャンプの様に泡立ってくれればもっと使いやすいのにな。
最後に全体をしっかり洗い流してふき取り
1パネル毎に流しているので最後に洗い流せとは書いていませんが、隙間に入ったコーティング成分が流れきれずシミになる可能があるので、最後にしっかりと洗い流すことおすすめします。
流した後は拭き取ってお終い。
コーティングinシャンプーはやっぱりお手軽ですね!
撥水
水が集まって流れていく感じがTHE疎水性。
ただ撥水力が凄い訳ではなく、疎水性の弾き方と言うだけでカーコーティングではありきたりな撥水力と言ったところ。
撥水に関してウェットコートもなんですが撥水の感じがスパシャンそっくり(笑)
特にバスプラスは施工方法すら似ています!
グリルやワイパーの付け根のカウルトップなどの未塗装樹脂にもコーティング可能。
洗い流すだけで撥水します。プラスチックもシミになりにくい!!
ツヤ、光沢
境目が見えるか見えないかくらいでツヤ、光沢はあまりよくない。
洗車ついでにコーティングできるお手軽さが売りなのでツヤ、光沢がいまちいなのはさすがに仕方ないのかな。
セルフクリーニング効果もあるのでクリーナーとして使うのがいい気がします。
ただセルフクリーニング効果がどの程度除去力があるのかパネルテストしたいんですが、バスプラスを塗るとそのまま撥水してクリーニング効果がわからないので今後効果がわかる方法を模索してテストしたいと思います。
肌触り
スベスベした肌触りですがこれもありきたり。
ただこのスベスベ感は一週間程度で落ち着きます。
個人的に思うこと
カーシャンプーは泡で滑りをよくし汚れを取り込むことで傷が付きにくくなる役目を果たしているのにバスプラスは泡立ちがほぼないので水洗い洗車と同じ。
しかし傷つき防止に水を絶えず流しながら洗車するのが本来の水洗いなので、泡が立たない状態で洗車するというのは傷が入るリスクが高まります。
洗車ついでにコーティングができる手軽さがコーティングinシャンプーのメリットですしメーカーの意図だとは思いますが、個人的な意見を言わせてもらうとメリットがなくなっても傷を付けるリスクを回避するために先に洗った後にバスプラス施工する方がおすすめ。
また施工後水で流すコーティングはコーティングを水で反応させるためもありますが、成分残留量が多い傾向にありドアの隙間(ドアの内側)などにコーティング成分が残りやすく後垂れする水分内のコーティング濃度が濃く乾くとでシミになりやすいのでしっかり流した後に拭き上げ後はブロアで隙間の水分を徹底的に拭き上げた方がいいでしょう。
まとめ、感想
撥水力や肌触りに関しては至って普通。
手軽く簡単にコーティングできるけどパネルテストの結果ツヤ、光沢に関しては傷埋め効果もなく、よくないなと感じました。
パネルテストでは塗り重ねた訳ではないので塗り重ねることでツヤ、光沢はもう少し良くなるかもしれません。
もちろん現段階ではセルフクリーニング効果がどの程度なのかわかっていませんが、記載事項のメンテナンスが安易にと言うところを見る限り汚れが付着しにくのかなと思います。
バスプラスの効率的な使い方は簡単施工で洗車ついでにコーティングするよりウェットコートのノリを良くする下地作りに塗る方法やウェットコートを手軽メンテナンスに使用するウェットコートとバスプラスをセットならおすすめできます。
今までコーティングinシャンプーは簡単施工で時間短縮意外にメリットがないので傷を嫌う僕としては泡立たない以上シャンプーとして使う方法はやはり好きにはなれませんが、バスプラスは一度洗車することでメリットがなくなっても下地作りやメンテナンスに使えるメリットがあるので有りかなと言った感想!!
それと日本製は中身を重視しているのでコーティングボトルが味気ない製品が多いですが、海外製品はメーカー毎にパッケージやボトルに拘りがあり、お洒落な製品が多くジーオン製品も部屋に飾れるくらい色鮮やかで見た目がお洒落れなので好きだな(笑)