車のイメチェン?流行りの塗って剥がせるラバースプレーを使ってみた!
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車好きの間では地味に流行っているのがラッピングフィルム(カーボンシートなど)とラバースプレーによるラッピングでカラーチェンジ。

洋画のTAXIで強盗犯が逃走車のボディー全体を一色でラッピングを施し、逃走途中にラッピングを剥がして色を変え逃げると言う使い方をしていたあれと同じジャンルの製品です!!知らない人はすいません。

あの映画はラッピングフィルムぽかったですが、今回紹介するのは塗料タイプのゴム製フィルム「ラバースプレー」の感想を書きます。知らない人は参考にしてください!!

目次

ラバースプレーとは?

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缶スプレータイプのゴム塗料をラバースプレーと言います。

ゴム塗料なので塗った対象物を厚め(塗り重ね具合により変わります)のゴム皮膜で保護でき、多くのカラーがラインナップされているので愛車のちょっとしたイメージチェンジも可能。

また鉄、アルミ、ガラス、プラスチックなど多くの材質に塗れます。プラサフなどの下地処理も基本的には不要。ただし塗装不可能な材質もあるので確認は必要。

もちろん塗装可能物なら車に限らず家具など何でも塗装できます。

そしてラバースプレー最大の特徴は飽きたり仕上がりに納得できなければ簡単に剥がせると言うこと。ここが普通の塗料との違い。

↑似たような製品のラッピングフィルムとの違いは、ラッピングフィルムは柔軟性のあるフィルムで比較的平面な形状に貼るのが得意なのに対して、ラバースプレーは塗料を吹き付けるのでフロントグリル(エンブレム周り)など複雑な形状でもしっかりとラッピングができること。

ただしあまりにも複雑な形状だと綺麗に塗装するのに、それなりの技術と経験が必要です。

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試し塗り

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今回は知る人ぞ知る工具メーカーのメッキ処理されたラチェットをマットグレー(黒)でラッピングします。

下塗りなどの下地処理は不要ですが汚れはしっかり落として脱脂はしましょう。今回はパーツクリーナーで汚れ落とし兼脱脂しています。

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塗装後すぐの画像なのでテカテカしていますが乾燥すると光沢が少ないマットグレーになります。

塗り方は一度に厚めに塗らずに、薄く数回にわけて塗ると綺麗に仕上がります。

僕はさっさと塗りたかったので一度に厚く塗りすぎて液垂れ跡がてきました(笑)

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完全乾燥後はこんな感じ↑

見にくいですが打刻されている文字もしっかり浮かび上がり一部液垂れ跡があるものの、かなりいい感じにラッピングできました。

使い古した見慣れた工具なだけあってラッピングしただけで新鮮さがでた。ある意味絶縁工具かな(笑)

ちなみにこのラバースプレーは完全乾燥時間は約4時間です。

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せっかく塗った工具をすぐに剥がすのはもったいないので過去に塗って剥がした画像です。

一部が剥がれると引っ付いてくるように剥がれていきました。

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塗って気が付いたこと

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塗って気が付いたは、ホコリや汚れが入った状態で乾燥すると普通の塗装とは違い研磨できないので凸凹になったままになる。さらに未乾燥時にピンセットなどでホコリを取ると塗料がムラになり完全乾燥後の見栄えが悪くなります。

複雑な構造の角は特に厚くなりやすいので液垂れ跡になりやすく難しい。

液垂れ跡に関しては気を付ければどうにかなりますが、ホコリなどの付着物は塗装ブースでもなければ多少入るのは仕方ないかなと思います。

また有機溶剤を含んでいるのと匂いがキツいので車の塗装面に塗っても悪影響がないのか不明。僕は自分の車の塗装面には塗る気にはなりませんがプラスチックやメッキ部分であれば良いかなと思います!!

感想

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気軽に塗れて気軽に剥がせるのはかなり好評。

しかし付着物や浮遊物によるブツができた場合は乾燥後は取り除くことはできず見栄えは悪くなりますが、気に入らなければ剥がして塗り直しが簡単にできるのでプラマイゼロ。

イメージチェンジしたいけど普通の塗装で塗りたくない時や多少ブツができても気にならない物であればかなりオススメできる代物です!

ちなみに車の内張りやボンネットなどはブツがわかりにくく、塗装に貼っても安全そうなラッピングフィルムの方が良さそうです!

以上それではまたー!

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