磨きにハマると狭い部分などを磨ける小型ポリッシャーが欲しくなってくると思いますが、しかしDIYでは小型ポリッシャーとは無縁なのでどんな製品を選んでいいか悩ましいところだと思います。
そんな時に参考にしてほしい、小型のダブルアクションポリッシャーを紹介します。
目次
メタボ SXE400
メーカー | メタボ社(ドイツ) |
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製品名 | SX E 400 |
種類 | フリーアクセスサンダー (ダブルアクションポリッシャー) |
バックパット径 | 80mm |
無負荷回転数 | 5,000~10,000回/分 (ダイヤル1~6) |
オービットダイヤル | 3mm |
重量 | 1.2kg |
価格 | 4万円前後 |
その他 | ・120V(USモデル) ・220w ・中間パット、六角レンチ付属 |
メタボリックシンドローム=肥満のメタボではなく、ドイツのメタボ社が販売しているバックパット径80mmの小型サイズでオービット径3mm(RSE-1250と同じ)の仕上げ向き電動ミニポリッシャーが「SX E 400」
USモデル(アメリカ)なので箱の記載は120V、220Wですが日本のコンセントは100Vなので200W程度のパワーに落ち本来のパワーは発揮できませんが問題なく使用はできます。しかしプロの世界では100Vだとパワー不足のためアップトランスと言われる昇圧器で120Vに昇圧させて本来の性能で使用しています。
たかだか20Vと思うかもしれませんが、かなりパワーアップするんです。
ちなみに説明書には日本語表記はないので日本仕様はないと思われます。
ポリッシャーの根本に付いた1~6までのダイヤル調整で5,000~10,000回/分までを無段階調整が可能。
この回転数は120Vでの使用時なのでコンセントから直接電源を供給させている場合(100V)はもちろん回転数は低くなります。
中間パットを装着させペーパーヤスリを付けることで木や鉄などのサンディングにも使える「フリーアクセスサンダー」と呼ばれていますが、ポリッシャーの種類はルペスなどと同じ横型の「ダブルアクションポリッシャー」です。
ルペスなどのハイオービットとは違い振れ幅狭い(3mm)のでバックパットが当たっても傷になりにくくきわまで磨け、1.2kgと電動ポリッシャーの中ではかなり軽量なのでとにかく扱いやすいミニポリッシャー
また軽量、オービット径、研磨力などトータル性能でみるとリョービの「RSE-1250」の小型版と言ったところ。
小型、軽量なので非常に取り回しやすく操作性抜群なんですが、なぜか電源コードが2メートルと短くさらにコードが硬いので、せっかくの取り回しやすさが台無し。
延長コードは必須です!
最低でも5メートルはほしいですね。
使い方
ポリッシャー上部にスライドタイプのON.OFFスイッチがあります。
バフの種類は小型のダブルアクションポリッシャーなのでRSEと同じバフ「ロングウールバフ」「ウレタンバフ」の80mm用があれば磨けます。
RSE改と同じバフ、コンパウンドの同じ組み合わせてポリッシング可能。
ピラーなどの狭い部分では本領発揮します。
また軽量なので側面の磨きでも疲れにくいです!
近年ヘッドライトの小型化によりバックパット径150mmや125mmでは磨きづらい車種も増え、また凹凸が多く、大きく湾曲しているので上手くバフが当たらない、もしくはバフが入らないヘッドライトも多くなっていますが、小型ポリッシャーなら隅々までしっかり磨けます。
ペーパーでのサンディングにも便利です!!
まとめ
プロでもDIY磨きでもメインのポリッシャーサイズは125mmか150mmなので、メタボやルペスなどの80mmや75mmの小径なミニポリッシャーはメインで磨けない部分の補助的な存在です。
もちろんミニポリッシャーで車1台分磨こうと思えば磨けますがちょこちょこ磨いていくので、かなり時間がかかりますね(笑)
メタボはオービット径が小さく研磨力はRSE改程度ですが、サブとは言えしっかり磨くことができますし(シングル、ギアアクションほどの研磨力はありません)メイン機種が入らないRラインや逆Rラインには特に役に立ちます。
また振れ幅が小さいのでヘッドライトなどの入り組んだ部分も磨けるのはメタボだからこそ!
ただし研磨力は同じダブルアクションポリッシャーのルペスには劣ります。
しかし軽量で扱いやすいので小型の電動ダブルアクションポリッシャーをお探しのにはおすすめです。
そしてこのポリッシャーを買ったらマニアの仲間入り(笑)
それではまた〜!