今回は愛車のヴォクシーはファミリーカーなのになぜ最初から付いていない?と思い、車速連動オートドアロックを取り付けたので、取り付け方と共に感想を書きたいと思います。
また取り付けた理由は、チャイルドロックはしていますが、ドアロックをいつもかけ忘れていて、防犯上良くないなと言う思いから取り付けました。
他車でもメーカーが同じであれば一緒なので、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
車速連動オートドアロックとは
車速連動オートドアロックとは 、「自動ドアロック」や「オートドアロック」などメーカーにより多少呼び方は違いますが機能はほぼ一緒で(機能の詳細は下記で説明します)ある一定の車速で自動的にドアロックを施錠し、シフトをPレンジにするとドアロックを解除する機能です。(ドアロック施錠、解除のタイミングは変更可能です)
アルファード、ヴェルファイアなど車種によっては標準装備されています。
そして今回紹介するエンラージ商事の80ヴォクシーセーフティセンス付き車専用車速連動オートドアロックです。
またセーフティセンス有り無し車両があるので、気を付けて下さい!!
機能一覧
機能としては画像の5種類あります。
1.車速が約15キロ以上またはシフトをDレンジで、ドアロック(ロックタイミング切り替え機能有り)
2.シフトをPレンジまたはエンジンOFFで、アンロック(アンロックタイミング切り替え機能有り)
3.急ブレーキ時ハザード点滅と共に衝撃検知時アンロック(ON/OFF切り替え機能有り)
4.シフトをRレンジに入れると、自動でハザード点滅(ON/OFF切り替え機能有り)
5.ドアを開けるとハザードが規定数点滅(ON/OFF切り替え機能有)
機能説明
・1、2(ロック、アンロック)
ロック、アンロックタイミングが切り替え可能です。1、2共にOFFにする機能はありません。
ロック(施錠)は「15キロ以上でドアロック」または「Dシフトでドアロック」の2つのタイミングの選択が可能。
アンロック(解錠)は「停車後Pシフトに入れるとアンロック」または「エンジンOFFでアンロック」の2つのタイミングの選択が可能。
・ 3(急ブレーキ時ハザード)
後続車に急ブレーキを踏んだ事を「ハザード点滅」で知らせ、万が一事故がおきた場合にドアがロックしていると焦って車外に出られない可能性があるので、ハザード点滅と同時に「アンロック」します。
この機能はON/OFF出来ますが、両機能同時にON/OFFされます。
・4(バック時ハザード)
バックで駐車する時に自動でハザードを点滅させて、周囲にバックしている事を知らせる機能です。
Rレンジ以外にすればハザード点滅は止まりますが、Rレンジ時は規定回数ハザード点滅させた後は、ハザード点滅しなくなります。
この機能はON/OFF切り替え機能有りです。
・5(ドア開け時ハザード)
ドアを誰かが開けた事を規定回数ハザードを点滅させて知らせる機能です。
あまり馴染みの無い機能ですが、子供を車内に置いて、自分は車外に出る場合、子供がドアを勝手に開けて外に出た事を知らせる、または外から誰かが開けた事を知らせる機能ですが、ドアを開けるたび、ハザード点滅するので少しうっとおしく感じます(自論 笑)
この機能はON/OFF切り替え機能有りです。
機能切り替え方、ON/OFF切り替え方
初期設定では全ての機能ONになっています。
切り替え方法は、車両の集中ドアロック、アンロックボタンを決められた回数押すことで簡単にON/OFF設定の切り替えが出来ます。
例えば『ロックボタン6回で、ロック時のタイミングが変更される』など
またON/OFFの状態はエンジンOFFにしても保持されるので、次回乗車時に初期状態に戻っていることもありません。
取り付け書には書いていない作動の補足
・15キロ以上でオートドアロックが作動した後に、走行中に集中ドアロック又は手動でアンロックしても、少し走行すると再度オートドアロックが作動しドアロックされます。
・オートドアロック作動後のDレンジ停車中でドアロックした状態(信号で停車時など)で、助手席から人が降りる為に助手席側のみ手動でドアロックを解除した場合、15キロ以上で再度オートドアロックが作動します。
なかなか賢いですよね(^^)
取り付け方法
車種専用の取り付け書は画像+車種専用解説なので非常にわかりやすいく、知識がある人は10分もかからず取り付けできます。知識が無くてもドライバー1本(80ヴォクシーの場合)で取り付け可能なので素人でも30分あれば取りつけれると思います。
ハンドルの奥のカバーの内側に取り付ける場所があります。
1、コラムカバーのボルト取り外し
右側、左側に2本のボルトがあるので、ボルトを+ドライバーで取り外します。
注意、この時エンジンをかけておけば、楽にハンドルを回せますが 、ボルト2本を外し終わった後はハンドルを真ん中にしてエンジンを切りましょう。
また車種によって下側にもボルトがあったり、星型のボルトを使用してたりするので、事前確認しましょう。
2、下側のコラムカバー取り外し
コラムカバーは上下に外れるので、中心を押しながら下げると画像のように簡単に浮き、外しやすいです。
80ヴォクシーは下側のカバーだけ取ればパーツを装着出来ます。
3、 配線取り付け
画像位置の車両配線を取り外し、車速連動オートドアロックの配線を、カプラーオンで間に噛ませるて配線をまとめれば、取り付け完了です。
※コラムカバーを取り付ける前に作動確認をしておけば、万が一作動してなくてもすぐに外せるので、そのまま作動確認することをオススメします。
車両復旧、完成
後は取り外した手順でコラムカバーを取り付ければ完成です。
僕は手馴れているので10分程度で取り付け完了。
メリット、デメリット
コラム内部に収納するタイプのメリット、デメリット。
メリット
- OBD端子を使用しないのでレーダーなどに使える。
- 見た目がスッキリする 。
- 車種専用設計で安心。
デメリット
- 全くの素人だとコラムカバーを外すのに少し時間がかかる。
- 配線を噛ませる場所がわかりづらい 。
- OBD端子に直接刺すタイプの方が安い。
レーダーにOBD端子を使用する場合にはOBD端子を使わないメリットは大きいと思いますがコラム部分を多少分解する必要があるので全くの素人では取り付けが難しいのがデメリットです。
OBD端子に刺すオートドアロックとの違い
- ロック、アンロックタイミングが選べない製品が多い。
- セーフティセンス非対応の製品が多い。
- 汎用品が多く車種によってはPレンジにしてもアンロックしない事がある。
- その他機能は付いているものの、ON/OFFが選べない。
- その他製品がOBD端子を使う場合は、OBD端子分岐ハーネスが必要。
- エンジンスターターと併用するとハザードが点滅する場合がある
などメーカーによって違いますが、製品によっては作動しない可能性があるので、少しだけ高くても専用品があるなら汎用品よりも専用品がおすすめ。
参考にOBD端子に直接刺すタイプを「OBD」コラム内に収納タイプを「コラム」として比べると
価格 | 1、OBD 2、コラム |
取り付け易さ | 1、 OBD 2、コラム |
他製品と併用 | 1、コラム 2、OBD |
ON/OFF機能 | 1、コラム 2、OBD |
と言ったとこですが、メーカーによっては機能も違うので、大まかだと思って下さい。
ちなみにOBD端子に直接刺すオートドアロックとは
運転席下側の画像の端子がOBDで、主に車の故障診断に使う端子ですが、社外品のレーダーなどはこれから電源を取る事で、車両データを吸い出して表示させていると言う優れものです。
現在はOBD2と言われる端子ですが、古い車種はOBDと呼び、僕は面倒くさいのでOBDと言っています(笑)
感想
端子に直接刺すオートドアロックと比べ価格が高く取り付けも難しいですが車種専用品なので作動しないと言ったこともなく、さらにOBD端子をレーダーなどの他の製品に使用できるのでメリットは大きいです。
またエンラージ商事のオートドアロック取り付けて3年経ちますがこれまで不具合も誤作動もなく、セーフティセンスの誤作動も無い事から信用性の高いパーツなのでおすすめです。
また僕の車は純正スマートキー一体型エンジンスターターも付いていますが全く問題なく使用できます。
それではまた!
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