どうもこんには!
我が愛車、80ヴォクシー前期ZS、ガソリンエンジンですが、80ヴォクシー後期でもこのリフレクターは取り付け可能で車検の合否も解説するので参考にしてください。
目次
ギャラクスのLEDリフレクター取り付け
メーカー | GARAX(ギャラクス) |
製品 | 反射タイプLEDリフレクター |
レンズカラー | レッド |
参考価格 | 9000円〜15000円 |
点灯方法 | テールランプと連動可能 ブレーキランプと連動可能 |
付属品 | エレクトルタップ6個 取付説明書 |
安価な製品もありますが今回はそこそこ有名なギャラクスのLEDリフレクターを購入。
ギャラクス製はLEDリフレクターの中では高価で安い物に比べて防水など作りはしっかりしています。
ただし根拠は無いですがOEMな気がします (笑)
点灯方法
消灯時
リフレクターの機能(反射機能)をしていますが、しかしこのリフレクターは反射機能がいまいちです……
テールランプ連動時
ライトスイッチをスモールにするとテールランプと連動してリフレクターが点灯します。
配線を接続させなければ、テールランプと連動させない事も出来ます。
ブレーキランプ連動時
ブレーキランプが点灯すると連動してリフレクターがテールランプ時よりもさらに明るく点灯します。
ただし純正ブレーキランプより明るいので、特に夜は後続車が眩しいと思います(笑)
こちらも配線を接続させなければ、ブレーキランプと連動させないこともできます。またテールランプ時またはブレーキランプ時のどちらかのみで点灯させることも可能。
ちなみに吹雪や濃霧時はバックフォグとしても役にたちます。
保安基準、車検合否
あくまでも個人の意見です。車検の合否は各都道府県の陸運支局や整備工場により解釈が違うので取り付けは自己責任になります。
また年式により多少保安基準が違いますが、ここではH18年以降の基準の説明です。
リフレクター(反射板)
本体
- 赤色のみ
- 反射板の機能がある事
- 面積は10c㎡以上
取り付け位置
- 上縁の高さが1.5m以下
- 下縁の高さが0.25m以上
- 最外縁は自動車の最外側から400mm以内
- 車両中心面に対して左右対称
当たり前ですが赤色でも反射機能が無いリフレクターは車検に通りません。また白色ももちろん駄目です。
車検時はライトを当て目視で確認しますが、LEDリフレクターなどに交換している場合は特に確認されやすいので、LEDリフレクターの反射機能の有無には気をつけてください。
ただしメーカーが「反射機能有り」と売り出している場合でも、実際は反射機能がいまいちな場合もあり車検に通らない可能性があります。
「反射機能と色」以外の保安基準は純正リフレクターの位置に取り付けるだけなので気にしなくても大丈夫です。
テールランプ(尾灯)
ランプ本体
- 赤色のみ
- 夜間後方300mから点灯が確認出来る事
- 個数1個以上
- レンズ面積15c㎡以上
- 光源5w以上30w以下
- 光度300cd以下
取り付け位置
- 上縁の高さが地上2.1m以下
- 下縁の高さは地上0.35m
- 最外側の位置400mm以内
- 車両中心面に対して左右対称
テールランプの色は赤色のみで夜間後方300mから点灯が確認出来る事ですが、実際の車検では夜間300mから確認しません(笑)また光度の300cd以下も確認出来る機器が無い為、どちらも純正テールランプの明るさと比べて判断します。
光源に関しては5w以上30w以下ですがLEDバルブで30w以上越える事が無いですが、メーカーサイトに記載されているなら確認しとくと良いでしょう。
またテールランプの見える角度もありますが、80ヴォクシーで確認したところ見えたので省略します
※テールランプで重要なのが面積と取り付け位置です。
しかし明るさ以外の色、面積、取り付け位置はブレーキランプ(制動灯)でクリア出来ていればテールランプ(尾灯)でも車検に通るのでブレーキランプで詳細を説明します。
ブレーキランプ(制動灯)
ランプ本体
- 赤色のみ
- 昼間後方100mから点灯が確認出来る事
- 左右2個ずつ(重要)
- 光源は15w以上60w以下
- テールランプ(尾灯)と同じ位置で点灯する場はテールランプの5倍の明るさが必要(重要)
- 面積は20c㎡以上(重要)
取り付け位置(テールランプと同じ)
- 上縁の高さが地上2.1m以下
- 下縁の高さは地上0.35m以下(重要)
- 最外側の位置400mm以内
- 車両中心面に対して左右対
少し詳細に解説します。
上縁高さ、最外縁
地面から1.5m以下(リフレクターの上の部分が1.5m以下)、最外縁は400mm以内であれば大丈夫です。リフレクターと同じなので上縁、最外縁は問題ないです。
下縁高さ(重要)
下縁の高さは地面から0.35m(35cm)以上でリフレクターは0.25m(25cm)以上なのでブレーキランプの方が10cm高いので、車高を下げている80ヴォクシーやヴォクシー以外の車はリフレクターの下縁の高さに注意が必要です。
面積
形状は関係なく面積がリフレクターは10c㎡以上、テールランプは15c㎡以上、ブレーキランプは25c㎡以上なのでブレーキランプの面積があればテールランプも車検に通る面積になります。
ちなみに1辺が5cmの正方形サイズ(5cm×5cm=25c㎡)で意外に小さい面積が車検に通るサイズです。
個数(重要)
ブレーキランプの個数は左右2個ずつになります
つまり片側1灯とカウントされる車両に限りリフレクターLEDは4灯になるのでOK。
ただし6灯になる車両はNG。
テールランプの5倍の明るさ(重要)
これが最も重要で「テールランプとブレーキランプが同じ場所で光る場合はテールランプの5倍の明るさが必要」なんですが、他のランプと同じく5倍の明るさを測る手段が整備工場にはありません……
また社外品メーカーが大丈夫と言っても測定しようが無く、仮に街頭検査などで指摘され測定した場合に5倍なかったら合格させた検査員が罰せられ、場合によっては整備工場も車検停止処分になる可能性があるので、簡単に「車検に通る」とは言えない、グレーゾーンなんです!!
また上記のテールランプでも説明していますが光度の測定出来ないので純正テールランプと見比べて300cd以下と判断する、と言うのも危険極まりないですよね。
80ヴォクシーは
80ヴォクシーのエアロボディなら面積、取り付け高さ(ノーマル車高)であれば車検対応です。
つまりLEDリフレクターは車検に通るのか?
80ヴォクシーのエアロボディは発光色、面積、取り付け位置、個数など車検に通るので僕としては車検対応と言いたいところですがズバリ
グレーゾーンです(笑)
やはり整備工場にはヘッドライトの明るさを測定する機器はありますが、それ以外のライトを測定する機器が無いと言うのが1番のグレーゾーンの要因です……
しかも「ブレーキランプ(制動灯)はテールランプ(尾灯)の5倍の明るさ」と言うのは測らないと5倍なのかどうなのかわかりませんよね!
ただしグレーゾーンなので絶対に車検に通らない訳ではなあので、これらを踏まえた上でかかりつけの整備工場に相談してみるといいです。
車検対策としてリフレクターの配線にスイッチを付けて消灯させている方もいますが「スイッチなどでON.OFF出来ない構造」と言う保安基準もあるので、厳しいですがスイッチが付いている場合は車検不適合になります。
しかし実際はスイッチを探したりはしません!
まとめ
ファション性は高く個人的には後方から見た時は、やはりかっこいいですし(笑)霧や吹雪時の後続車は見やすいですがそれ以外の特長は特にありません。
ただしLEDリフレクターを取り付け事でバック時にLEDの光がバックモニターに映り込みブレーキを踏む度にナビがチカチカすると言ったことが起きます。チカチカする事にすぐに慣れますけどね!
今回のギャラクス製LEDリフレクターを取り付けて1年経ちますが今のところレンズ内に水入はありませんが、点灯確認後念の為にコーキングなどで防水加工を施す事をおすすめします。
ほぼ保安基準(車検適合の有無)の記事になりました(笑)
しかし日本語は解釈しかたでどうとでもとれるので難しいですね…
それではまた。