ヘッドライトのバルブを交換するのにLEDバルブやHIDバルブでも明るいバルブを選びたいですよね!
しかしカー用品店やネットで「明るい」と謳っていても、実際装着しないと本当の明るさはわからないのがヘッドライトバルブ選びの難しさだと思います。
今回はヘッドライトバルブ選びに悩んでいる人に、少しでも参考にしてもらえたらと思います。
目次
小糸製LEDバルブ、ホワイトビームNEO H11タイプ(LEDヘッドライトバルブ)
メーカー | 株式会社小糸製作所 |
製品名 | LEDホワイトビームNEO |
適合形状 | H4、H11 |
ケルビン数 | 6500K(ホワイト) |
定格 | 12V17W |
その他 | ・プロジェクターヘッドライト専用 ・ファンレス ・2年保証 |
小糸(コイト)製ヘッドライトバルブから販売されている個人的に低評価だったLEDバルブ「LEDホワイトビーム」の上位モデルが「LEDホワイトビームNEO(ネオ)」で明るさなどの性能を向上させた高性能LEDバルブです。何と言っても大手メーカーの小糸が製作、販売しているバルブなので安い中○製LEDバルブとは安心感がちがいます。
ただし「LEDホワイトビームNEO」はバルブの種類がH4タイプとH11タイプの2種類しかラインナップされていません。
さらにH11タイプはプロジェクターヘッドライト専用バルブなので取り付け可能な車種は限られます。
ちなみに前モデルの「LEDホワイトビーム」の記事はこちら↓
構成品
- LEDバルブ本体×2
- 点灯回路(安定機)×2
- 結束バンド×数本
LEDバルブ全般に言える事ですが直接バッテリーからの電源を取る必要がなく、さらにHIDバルブのバラストのような大きめなボックスも無いので、取り付け自由度の高い小型の点灯回路(安定機)を車両に取り付けだけなので比較的簡単に取り付けができます。
ただしバルブ関連の部品は車両炎上の原因になる元なので車の構造が全く分からない人は自分で取り付ける事はおすすめしません!
LEDバルブ本体
- 片面発光
- ファンレス
放熱方法はファンレスタイプでヒートシンクと言われるバルブ後方の黒い部分で自然放熱させます。
またLED発光面は片面のみ。
小糸製LEDバルブで「NEO」が1番まともな構造で本気度がうかがえます(笑)明るさと耐久性に期待!
ちなみに+−の極性がありますがカプラーオン接続で付くようにしか付かないので気にする必要はないです。
明るさ
「明るい。それしか言えない」
※小糸製作HP引用
ネタのような強気のキャッチフレーズを掲げているLEDバルブですが(笑)実際はどうなんでしょうか?
無名メーカーよりは確実に明るいです。
しかし率直な意見を言わせてもらうと「確かに明るい。でも言いたいことがいっぱい」です(笑)
純正LEDヘッドライトや社外品HIDバルブに比べても中心部の明るさだけならLEDホワイトビームNEOの方が明るいですが中心から離れていくにつれて徐々に暗くなり、中心以外の明るさは純正LEDヘッドライトの方が明るさにバラつきが無く見やすいです。
つまり前方を照らす光が均等ではなく、光のバラが中心以外がぼんやりとした光の照らし方になるため公道を走ると両サイドが薄暗く全体的に見えづらく感じます。
明るさや見やすさはハロゲン以上HIDバルブに近いHID以下の明るさと言ったとこです。
カットラインはくっきり車検対応
プロジェクターヘッドライトなだけあってカットラインと呼ばれる光の境目もはっきりと出ているので明るさ共に車検対応。
この画像だと光の中心がいかに明るいからよくわかりますね!
他のバルブとの色の違い
右側のスモールランプが純白過ぎて少し青く見えますが、青くではなく白です。
また他の画像でも分かる通り実際に照らしている光も白いです。
まとめ
小糸製「LEDホワイトビーム」よりしっかり作り込まれ、ヘッドライトバルブとしての性能も格段に上がりハロゲンランプハロゲンよりは明るいLEDバルブにはなりましたが、光のムラがあり特に両サイドが薄暗く見づらいのがHID以下の明るさの原因になっています。
仮にムラがなく前方を中心部の明るで均等に照らす事ができればHIDバルブよりも明るかったと思います。
後一歩なんですけどね…残念……
ただしフォググランプが装着されていれば薄暗い両サイドの部分もある程度補えるので見づらさも少し解消されるのでフォグランプが装備された車両にはおすすめ出来ます。
以上です。
個人的には「明るい。それしか言えない」と言うことはないですが(笑)LEDバルブの中では明るい分類に入ります。
それではまた!!