80ヴォクシー前期と後期の違い
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80ヴォクシーが7月にマイナーチェンジしましたが外観詳細の記事はありますが内装の詳細があまり無いので、内装、内装の電装品をメインで変更点を解説します。

※画像は全てハイブリッドのVグレードになります。

目次

80ヴォクシー前期、後期の外装(外観)の変更点

内装がメインですが外装も軽く解説します。

ヘッドライト

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  • ヘッドライトの形状変更
  • スモールランプ(車幅灯)の幅、光り方の変更
  • Bi-BeamLEDヘッドランプ(ハイビームLED化)

ヘッドライトの形状変更によりスモールランプの光り方が変わり、LEDハイビームが標準装備になりました。

ヘッドライトでの注意

ZSベースのみ下側のヘッドライト内部がブラックエクステンション化(ブラック仮装)されています。つまりヘッドライト内部が黒いと言う事です。スモールランプ周辺は全グレード黒いです。

フォグランプ

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  • LEDフロントフォグランプ

前期ではディーラーオプションか煌きなら標準装備でしたが、後期からは「Xグレード以外」はLEDフォグランプが標準装備です。Xグレードは前期同様でディーラーオプションです。
ちなみにXグレードは1番下のグレードです。

テールレンズ、リヤガーニッシュ

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  • テールレンズの形状変更、メッキ追加
  • テールランプ(尾灯)ブレーキランプ(制動灯)の光り方の変更
  • リヤガーニッシュの形状変更

テールレンズの形状変更に伴いテールランプ、ブレーキランプの光り方が変更されています。またよく見るとガーニッシュの形状も変わっています。

その他外観の変更

もちろんフロントグリルやフロントバンパーの形状やホイールも変更していますが、これは他サイトで取り上げられているので省きます。

リヤパンパーの形状が変更されているかどうかは僕にはわかりません(笑)

またボディー色に「イナズマスパーキングブラックガラスフレーク」と言う長い名前の色が追加になっていますが、これは説明するよりディーラーのカラーの見本を見たほうが早いので気になる人は見に行って下さい(笑)

それ以外は外観の変更点はなと思います。

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前期、後期の内装の変更点

前フリが長くなりましたが内装、電装品の変更点を解説していく前に一覧です。

変更点一覧

内装品

  • メーターパネル形状変更
  • ルーフパネル(天井)のブラック化
  • パネルのピアノブラック化
  • センターコンソール大型化
  • 助手席シート後ろにテーブルの設置

電装品

  • マルチインフォメーションディスプレイ4.2インチカラーと表示を一部変更
  • 充電用USB端子×2標準装備
  • クルーズコントロール全車表示装備
  • 予約ドアロック装備
  • バックドアイージークローザー装備
  • リヤヒーターのみでメーカーオプション選択可能

その他

  • 内装色変更

メーターパネル形状変更

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メーターパネルの形状が変わっています。それ以外は特に説明するとこはありません。

ルーフパネル(天井)のブラック化

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前期はG`zのみが天井がブラックでしたが、後期はXグレード以外は天井が全てブラックになりました。

前期は半分から下側ブラックで、上側がグレーだったので室内に統一感が出てますが、室内が若干の暗く感じ圧迫感もあります!

パネルのピアノブラック化

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「シフトエアコンパネル」「エアコン吹き出し口」「パワーウィンドウスイッチパネル」がピアノブラックに変更されて見た目に高級感が出ました。

しかしピアノブラックは指紋がつきやすく傷が目立ちやすいので、普通のパネルと比べて手入れが大変です(笑)

センターコンソール大型化

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ハイブリッド車のみセンターコンソールが大型化(ドリンクホルダー付きでCDケースが入る)され後席用に充電専用USB端子×2付き。

また「ハイブリッドのV、Xグレード」のみ、USB端子、100Vコンセントなどが付いたさらに大きなセンターコンソールがメーカーオプションで選択可能。

前期のハイブリッド車のセンターコンソールはただの物を置くだけの場所で有る意味が無かったので、これは羨ましい装備ですね。

ただしガソリン車は後期は前期同様センターコンソールは無くフラットになっています。

助手席シート後ろにテーブルの設置

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助手席後ろにテーブルが設置され、7人乗りだと2列目シートの間のサイトテーブルが出せない時と8人乗りのドリンクホルダー不足が解消されました。

しかしテーブルの角度調整が出来ないので、助手席シートを倒したり直角にしたりするとテーブル真っ直ぐになりません。せめて角度調整は付けて欲しかった……まぁテーブルを出しっぱなしだと出入りしにくいのであまり使わなそうですが(笑)

マルチインフォメーションディスプレイ4.2インチカラーと表示を一部変更

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前期のガソリン車は3.5インチモノクロ(白黒)のマルチインフォメーションディスプレイが後期からは「ガソリン車のXグレード以外は」全て4.2インチのカラーになりました!!

表示方法は一部変更になりましたが解説するほど変更になっていないので省きます。

これは見比べないとわからないと思いますが、断然4.2インチのカラーの方が見やすく、今時なぜモノクロなのか疑問に感じていて、僕は「せめてメーカーオプションにしろよ」と思っていたパーツがまさかの標準装備になりました。

あくまでも予想ですが前期ではVグレードとZSグレードの差別化を図るために3.5インチモノクロディスプレイにしていたんだと思います。

充電用USB端子×2表示装備

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シフトレバー下側に元来のアクセサリーソケット(シガーソケット)にプラスで急速充電対応の充電専用USB端子×2が表示装備。

USBケーブルを買い足すだけで充電可能なのは有り難いですね。

※充電専用なのでナビとは接続できません。接続させたい場合はiPod対応USB/HDMI接続端子が必要です。

クルーズコントロール全車表示装備

前期はVグレードのみでしたが、後期からは全車表示装備になりました。

こちらも前期はインフォメーションディスプレイ同様にVグレードとの差別化を図る為だったんでしょうけど、クルーズコントロールを後付けする人が70ヴォクシーの頃から後を絶たないので表示装備にしたんでしょうね。

予約ドアロック装備

個人的には今回のマイナーチェンジで1、2番を争うくらいおすすめ機能ですが30ヴェルファイアにはすでに装備されている予約ドアロックがついに80ヴォクシー後期にも表示装備化されました。

作動はスライドドアが閉まる途中にドアハンドルのロックボタンを押すとスライドドアが閉まったと同時にドアロックがかかる便利機能です。

「要らないだろ」と思った方はこの便利さをわかってないです!!

どう便利なのかと言うと雨天時子供を抱っこしたまま、荷物を持ったままスライドドアが閉まるまで待ちますか?離れて鍵をいちいち出してからロックしますよね?しかもカバンからスマートキーを出すならスマートキーの利便性も半減すると言っても過言では無いですが、この機能があれば待たなくても、鍵を出さなくてもドアロックがかかるのでスマートキーの本来の利便性を余すことなく発揮します。

バックドアイージークローザー装備

バックドアイージークロザーとはバックドアが閉まりきっていなかった時に自動でバックドアを閉める機能ですが、電動で開閉する機能ではありません。

前期に乗っている方ならわかると思いますが、80ヴォクシーになってからバックドアの閉まりが悪いです……何度半ドアだった事か……トヨタさんも前期を市場に出してから気がついたんでしょうね。
どこかのドア又は窓を開けていれば簡単にしまるので、室内の密封性が高いのが原因だと思いますが、トヨタは密封性が原因と言う事で前期は何の対策もないですけどね……

まぁ密封性が高いといい事の方が多いので仕方ないですが、僕はどうにか流用出来ないか考えたくらい、意外に必要なおすすめ機能です!コンピューターと配線交換が必要で高かったので止めたけど。

リヤヒーターのみでメーカーオプション選択可能

「ハイブリッドのVグレード」以外マニアルエアコンかつリヤヒーターは装備されていません。
つまり後席から冷房は出るが暖房がでません。

しかし前期でオートエアコンのリヤヒーターをつけるには「寒冷地仕様」にするしか無く雪が降らない県だと無駄機能が沢山付いてきて+約7万円と高額になっていましたが、後期からはオートエアコンのリヤヒーター(暖房)のみが約4万円でメーカーオプション選択が可能になりました!

また僕は西日本に住んでいてスタッドレスタイヤとはほぼ無縁な県に住んでいますが、冬場の後席はなかなか温まらないので、後付け出来ないメーカーオプションのリヤヒーターは絶対に付けておく事をおすすめします(皆さんのレビューを見てもわかりますが前期で寒冷地仕様が高くリヤヒーターを付けなくて後悔している人が結構います)

内装色変更

前期ではオレンジ色だったのが後期からは赤みがかったオレンジ色(ブラッドオレンジ)に変更になりましたが、前期のオレンジ色もほぼ見たことが無いので、他人との違いを出すならこの内装色を選ぶと良いと思います。

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まとめ

実際に前期で僕が感じた不満点を、今回のマイナーチェンジで全て改良、追加していたので、ここまで充実させたマイナーチェンジは珍しいです。

また新型エンジンなどを搭載すると言う噂がありましたが「エンジン」「ミッション」「足回り」は前期と変わらないので燃費も変わらないので、今回は新型エンジンを搭載するのは見送ったみたいですね。

僕は80ヴォクシー後期の噂が出始めていたH28年11月に購入しましたが、新型エンジンが搭載されると言う噂が有り実績のあまりない新型エンジンは僕ら整備士から見てもあまり良いとは思えないので、見切り発進で後期を待たずに前期を購入しましたが、結局新型エンジンを搭載せずこれだけの改良、追加を加えた後期を購入すれば良かったと後悔しました。

以上それではまた。

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