車を洗うのに必要な道具と言えば「スポンジ」もしくは「ムートングローブ」の2つが思い浮かびますが、2つ以外にあまり馴染みが無い「洗車用タオル」と言うのも存在します!
馴染みが無い分イメージしにくいですが『洗車と言えばスポンジ、ムートン』と言う常識をくつがえす(言い過ぎかな?笑)ほど洗い専用に特化させたタオルをご紹介したいと思います。
特に洗車好きな人には一度は使ってほしいくらいオススメ!!
目次
洗車タオル「スクラッチレスクロス2」
メーカー | 特殊洗車用品プロガイダンス |
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製品名 | スクラッチレスクロス |
用途 | 洗車タオル |
スクラッチレスクロスはボディーを洗う時のスポンジやムートングローブと同じように使う洗い用のタオルです。
価格は1000円弱と他メーカーの洗車スポンジと比べるとやや高価ではありますが(ムートンと同額程度)タオルに触れただけで「キズが入りにくいだろうな」とわかる分厚さで触り心地が良く、触っただけでスクラッチレスクロスを良さがわかるくらい質が良いです。
さすが特殊洗車用品プロガイダンスさんってとこですね!
ちなみにスクラッチレスクロスの「スクラッチレス」とは「ヘア(髪)スクラッチ」「スクラッチ傷」などと言われる、洗車スポンジや拭き取り用タオルで付く髪の毛ほどの細さの薄い「洗車キズ」のことで「スクラッチレスクロス」は読んで字の如く、洗車キズを減らす、無くすと言った意味があります!
またスクラッチレスクロスは初代が「赤色」、2が「白色」、スピンオフが「茶色」とそれぞれクロスの色が違うので分かりやすくなっています!
特徴
僕が使用して思ったスクラッチレスクロス2のメリット、デメリット両方含めた特徴なのでメーカーさんが言っている特徴と多少ズレているとこもあります。
1、肌触りが良くキズが入りにくい
1本1本の繊維が多いのに長く、非常に柔らかいのでホワホワとした触り心地で質感がとても良い。
またスポンジよりキズが入りにくいのは触っただけで分かると思います。
ですが「乾いている時はホワホワだけど濡れているときは?」と思われるでしょうけど繊維が多く長いので乾燥している時ほどでは無いですが濡れている時でもホワホワとした柔らかさは健在です!
2、泡立ちが良い
タオルに食器用洗剤などを付けて揉むと泡立ちますよね?
それと同じ事が洗車中に起こるので洗車しながら泡が増え、スポンジの比にならないくらい泡立ちが良いです。また泡立ちが良い分洗車洗剤を節約できます。
シュアラスター製カーシャンプーを使っている人が多いですが問題なくしっかり泡立ちます!!
3、吸収がいい
吸収と言えば拭き取り時のイメージですが、バケツに希釈した洗剤にスクラッチレスクロスをくぐらせるだけで、スポンジではあり得ない量の水分や洗剤をクロス内に含み、ボディーの水分が多少乾いたとしてもスクラッチレスクロスで洗った箇所は水浸し状態になるので吸水力がキズ付防止にも役にたちます。
また炎天下で洗車をしないといけない場合でも洗った箇所の水分量が多く乾きにくいです!!
ただし水分を拭き取る時の吸水タオルとしては全く役にたちません。
4、細部まで洗える
タオルだからこそグリルのスポーク部分などの狭い部分も洗うことができます。
一言で言うなら「かゆいところに手が届く」ですね!!
これに関してはムートングローブより優れています。
5、汚れを落としやすい
マイクロファイバーなので洗車スポンジより汚れを落としやすいですが虫汚れが繊維に入り込みやすい。
6、クロスの交換時期がわかりやすい
「5、汚れを落としやすい」の延長線の話しですが、クロスの色が白色なので汚れが目立ちやすい反面、汚れ具合が一目瞭然でわかるのでクロスの交換時期を判断しやすい。
8、柔らかいので洗いづらい
これはデメリットですが、サイズが小さく柔らかいので手から外れやすく、洗いやすさで言えばガッチリと握れるスポンジ、ムートングローブの方が洗いやすい。
ただしクロスを広げた状態で洗車するとサイズ感は気になりませんが、やはり柔らかいので洗いづらさはあります!
まとめ・感想
僕自身このスクラッチレスクロスを使うまではシュアラスターの洗車スポンジを使用していたので最初は柔らかすぎて洗いづらさもありましたが2.3度使うとあまり気にならなくなり、逆にスポンジよりも泡立ちが良くキズがつきにくく、さらに狭い所まで洗えるので全体的にメリットの方が多く、この質の良い触り心地に使い心地はスポンジでは味わえないので是非一度使ってもらいたいです。
ただし「洗車用のスポンジでも洗車キズがつきやすいのか?」と言われれば……洗車の要領がしっかりできていれば洗車キズを抑えることはできる(もちろんスクラッチレスクロスの方が洗車キズはつきにくい)ので「普通でいいや」と言う人には洗車用スポンジで十分だと思います(笑)
余談ですが、1ユーザーの意見として言わせてもらいたいのは特殊洗車用品プロガイダンスさんは「洗車用スポンジ=スクラッチレスクロス」しか販売していないこと。
もちろんスポンジよりもマイクロファイバー系のスクラッチレスクロスの方がキズが入りにくいので意図している事は十分わかりますが、スポンジにはスポンジの良いところもあるので、できれば幅広いニーズに合わせて洗車用スポンジも販売してもらいたいところですね。
以上スクラッチレスクロスの紹介でした。それではまた!!