今回はYouTuberなどネットの評価で
『傷が入った!使えない…』
『変な跡が付いた……』
『使い物にならない』
などなどかなり物議をかもしている低評価の「クレイタオル」ですが僕自身気にはなっていたのですが低評価だと余計に気になるので買って使ってみました、と言う事で「クレイタオル」を実際に使ってみた評価、感想です。
目次
クレイタオルとは
メーカー | スーパースポーツコレクション |
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商品名 | クレイタオル |
用途 | 鉄粉取りタオル |
価格 | 約3,690円 |
スパコレが販売している鉄粉取り、虫取り用タオルが「クレイタオル」です。
一言で言うなら鉄粉取り用粘土のタオル版ですが、粘土より簡単に時短で鉄粉取りができるのが特徴。
市販の鉄粉取り粘土は1000円以下で買えるので価格はかなり高めです。
使い方
後ろにこっそり「スパシャン2018」も写り込んでいますが(笑)今回は「スパコレ」が推奨する使い方「アイアンバスター2」と併用で使用します!
ちなみにアイアンバスター2は新しくなりましたが今回はクレイタオルがメインの記事なので詳細は割愛させてもらいます!!
それと「スパシャン」もそうでしたがスパコレ製品ほとんどが施工工程の説明が少なく、使い方がいまいちわかりにくいので施工する人もぜひ参考にしてください。
1、洗車
実験に使うのはアクアでボディー色は傷を確認しやすい209のメタリック(ラメ入り)の黒
202のソリッドの黒の方が傷などはわかりやすいですが、ネット情報だと傷が入りやすいと言うことでビビってメタリックの黒にしました(笑)
またあくまでも実験なのでボンネットのみに施工します!!
2、アイアンバスターを吹きかける
アイアンバスターをボディーにまんべんなく吹き付けます。その後2〜5分くらい待ちましょう。
※実験の為左側半分にアイアンバスターを吹き付けています。
注意、アイアンバスターが乾かないように炎天下での作業、エンジンをかけたままの作業はやめましょう。日陰の場所や夜が好ましいです。
3-1、クレイタオルの準備
クレイタオルのグレーの方がボディー面です。
また傷を防止する為にしっかり水に浸してください。
3-2、クレイタオルで鉄粉取り
アイアンバスターを吹き付けた場所が少しでも乾いていればもう一度吹き付けひたひたにしてからクレイタオルで優しく撫でるように拭きます。
注意
クレイタオルで鉄粉取りする時は触れるか触れないか位で、特に角や凹凸部分は力を入れて無くても傷が入りやすいので優しく撫でるように拭いてください。強く拭き取ると傷だらけになります………
3-3、クレイタオルで鉄粉取り後
左半分のみに「クレイタオル」で鉄粉取りしました。
画像の左半分のように油膜が完全に取れて水分がぬペーとしていて残ったままになっていれば完成。
ちなみに「クレイタオル」と「アイアンバスター」は油分、油膜は取れますがコーティング剤は取れないのようなので(僕が試した限りでは)コーティングを施工している車は水分が弾きます。
4、水で流した後に水分拭き取り(終了)
大量の水でアイアンバスターを洗い流し水分をマイクロファイバータオルなどで拭き取れば鉄粉取りの完成です。
あれ?YouTuberで見たような傷はいらないじゃん!!
やっぱり鉄粉取りした人が強くこすりすぎたんでしょう!!
と思っていた矢先…………
最悪の事態発生
鉄粉取り終わって数分後にボディーを見ると……傷?が入ってる!?最悪だ……
赤丸で囲んだ部分の白くなっている場所が傷?ですが写真には写りにく傷は無数に入ってます…黒だからよくわかる!
また実験で左半分だけ鉄粉取りしているので左半分だけ傷だらけになっている事から「クレイタオル」で付いた傷です………
もちろん鉄粉取りは多少なりとも細かい傷は入りますが、経験上粘土でここまでの傷は入ったことありません。
YouTuberやコメントに書いてある批判は本当でした(笑)
右半分もやってみた
しかし1回使っただけでは自分の使い方が悪いだけの可能性があり「クレイタオル」が悪いとは言い切れないので、今度は何もしていない右半分を「鉄粉取り用粘土」と同じ要領の、水を大量でタオルの抵抗をなくしながら優しく撫でるようにやってみましたが………
やっぱり傷入りました…もはやボンネット全体が傷がだらけ(笑)
傷を取るために「ケアコレ、水垢取り」「アイアンバスター」「スパシャン」使ってみたんですが全く効果なし!!
まぁ前評判が良くなく傷が入るのは前提で使ってみたので、この後傷をコンパウンドでしっかり磨き落としました(笑)
実験をボンネットだけにしてよかった。
傷を最低限防止する使い方
そもそも「傷入りません使い方か悪いだけ」といった評価も見うけられるのと「スパコレ」が傷を入れるだけのタオルをわざわざ販売するのか?と言った思いから3度目の挑戦をしてみました。
これまでに付いた傷をよく見てみると
- 丁度自分の指の太さ
- クレイタオルの材質が張り付いたような跡
と言う事に気がついたので車は違いますがボディー色は209の黒でボンネット左半分だけで実験してみました。
傷を最小限に抑えるクレイタオルの使い方
※この使い方あってるのかどうわかりません。あくまでも自己流です。
1、洗車
2、アイアンバスター吹き付け
ここまでは最初と一緒ですがここからが少し違います。
3-1、クレイタオルの準備、お湯に付ける
粘土でも寒い時に鉄粉取りをすると粘土が張り付いたような跡になる事から、クレイタオルも同じ事が言えるので40℃前後のお湯をバケツに入れてクレイタオルにお湯を染み込ませる事でクレイタオルがかなり柔らかくなり、傷の防止や材質の張り付きが抑えられると思います。
季節問わずお湯で暖めて使用する事をおすすめします。
3-2、クレイタオルで鉄粉取り、タオルを4つ折りにする
アイアンバスターでひたひたにした状態で、お湯を染み込ませて柔らかくしたクレイタオルを4つ折りにして優しく撫でるように拭き取ります。
なぜ4つ折りにするのかと言うと、最初に鉄粉取りをした時は折らずに広げた状態で使用してましたが指の太さの傷が入っていたので、タオルに厚みをまして指圧を分散させ傷を入りにくくするためです。
またクレイタオルで拭く時は水だとタオルが冷えて固くなり傷が入る可能性があるのでアイアンバスターの方が良さそうです。
4、水で流した後に水分拭き取り(終了)
画像がわかりづらいですが傷が入っていませんし変な跡もありません。
これで駄目なら絶対に傷が入るタオル認定しようかと思いました。
しかし絶対に傷が入らないと言うわけではなく、あくまでも傷を最低限防止する方法なので鉄粉取を
用品で施工する時点で多少傷が入る覚悟で使用しましょう。
上の使い方でマイカーのヴォクシーを試しましたが傷などは入りませんでした。
まぁボディー色がホワイトパールなので傷が入ってても目立ちにくだけかもしれませんけどね!!
アイアンバスターのみでは大まかには鉄粉を除去できますが、完全に鉄粉を除去する事が出来なかったので完全に除去するのにクレイタオルが必要でした。
ですが今回はアイアンバスターでの鉄粉取りは1回しかしていないので複数回すると、もしかしたらアイアンバスターだけでも完全に除去できるかもしれません。
まとめ
今回の実験でわかったことは「確かに傷が入りやすい」ですが使用方法を少し工夫するだけで格段と傷は入りづらくなります。もちろんホワイト、シルバーなどの色は傷が入っていたとしてもわかりづらいです!
しかし「クレイタオル」の1番の売りは「簡単に鉄粉取りができる」って事だと思うんですが……
「パッケージから出してタオルの柔らかさを確認し硬いようであればお湯が必要」
この工程が果たして簡単ですが?
そもそも柔らかいかどうかなんか経験が無いと分からないでしょ?説明にはどのくらい柔らかくなれば大丈夫なんて書いてないし、適正な柔らかさを判断できるようになるまではボディーに傷入れてねって事ですかね?
つうかお湯がない場合どおすんの?
そして誰もが気を使わずに商品を開けて直ぐに使えることが本当に簡単と言える商品ではないでしょうか?
と言うように色々と疑問を感じる商品ですが、傷が入らない使用方法さえわかれば、粘土で何時間もかけて鉄粉取りをするよりは遥かに簡単で綺麗になります。
僕としては今後も使用していきたいとは思いますが、初めて使う方はまず実験して傷が入らない事を確認してから使用する事をおすすめします!
最後に一言
僕としては現在のこのタオルでの鉄粉取りはあまりおすすめはしません(笑)
ですが今後はお湯を使わずにどんな使い方でも(極寒地帯は別として)傷が入らないように改良するか使い方の説明がより詳細になれば買う価値はあるかなと思います。
最新版クレイタオル「クレイタオル2018」はこちらの記事へ⇩
それではまた〜!!