キュルキュル音がする?ファンベルトって何?ベルトの必要性を解説!!

車のベルトとは

三ツ星/ミツボシ 補機ベルトセット 4PK760/3PK575/MPMF-1285T ミラ L250V L260V
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意外に知らない人も多いですがエンジン単体では回転するだけで電気を作ったりはできません。

そこで大事な電気を作るのに必要な部品「オルタネーター」やエンジンを冷やすための水(冷却水)を圧送する「ウォーターポンプ」さらに冷風を出すための「エアコンコンプレッサー」などをベルト駆動させるために必要なのがゴム製のベルトです。

また補機類駆動用ベルトなので補機ベルトとも呼ばれます。エンジンのタイミングを合わせている「タイミングベルト」とはべつ。

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ベルトの種類

ベルト名接続部品概要
ファンベルト・クーリングファン
・オルタネーター
・ウォーターポンプ
1本ベルト車両は
全てファンベルトと呼ばれます。
エアコンベルト・エアコンコンプレッサーエアコン駆動用ベルト
パワステベルト・パワーステアリング電動パワステが
支流になり新しい車両
には付いていません。

これらのベルトは回している補器類から名前をとってファンベルト(オルタネーター、ウォーターポンプ)やエアコンベルトなどと呼ばれています。

付いているベルトの本数は車種またはエンジンで異なり最低で1本、最高でも3〜4本付いています(ハイブリッド、電気自動車除く)

トヨタのハイブリットはオルタネーターがついておらず、またウォーターポンプやエアコンコンプレッサーは電動化されている車種もあるのでそもそもベルトがない車種もあります。補足

オルタネーターやウォーターポンプのベルトを「ファンベルト」と呼ぶ理由は、昔の車は冷却水を冷す「クーリングファン」をベルトで回転させていました。
今ではモーターで駆動している電動ファンが支流なのでベルト駆動の車はありませんが名残で未だに「ファンベルト」と呼ばれています。

ベルトの種類の見方

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※画像のベルトは4PK

山の数長さ
7PK2280
種類長さ
M14

ベルトには山が1個のタイプと溝が3つ以上のタイプがあります。

3つ以上のタイプはベルトの溝の数が「PK」の前の数値になります。つまり溝が増えると3PK、4PK、5PKと数値が大きくなります。

さらに後ろの「2280」はベルトの長さを表しています。数値が大きいほど長いベルトになります。

また山が1個のベルトの場合は「M14」などの表記になり、「M」はベルトの形状「14」はインチ表記のベルトの長さになります。

これらの表記はベルトの背面に記載されていますが、使用過程で印字が消えることが多く現物確認での注文は難しいのでプロでも適合表で注文します。

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キュルキュル鳴く場合はベルトの可能性が高い

ゴムなので経年でベルトは必ず伸びます。

伸びるベルトが緩むのでベルトの滑りが発生します。これがベルト鳴きの原因。

溝のすり減りにより食いつきが悪くなることによりベルト鳴きが発生する場合もあります。

ゴムが伸びている場合はベルト調整で治りますが溝のすり減りによるベルト鳴きの発生は調整しても鳴くので交換が必要です。

またベルトが悪くなると常時キュルキュルと鳴くこともありますが冷間時や加速時また雨天時にもなりやすい傾向にあります。

ベルトの調整方法は?

ベルトの張力を調整しているのは自動で調整するオートテンショナーと各種装置(オルタネーターやエアコンコンプレッサーなど)がテンショナーになっているタイプの2種類存在します。

しかし前者のオートテンショナーは自動調整なので調整はできません。もしベルトが鳴く場合はベルトの劣化の可能性が高いですがオートテンショナーの劣化もありえない訳ではないです。

そして後者の場合はオルタネーター、エアコンコンプレッサー、パワステポンプの各種装置がテンショナーになっているので、ボルト緩めアジャスターで調整しますが、工具が必要になるので素人が自分で作業して大丈夫だとは思えないので詳細は省きます。

※最近では調整機能が無い車種もあります。

ベルトが切れたらどうなる

ベルトは伸びだけではなく劣化より切れることが稀にあります。

ベルトが切れた場合どうなるか、ここまで読んで頂いた方ならわかると思いますが、ベルトの種類によりますが

「エンジン停止、再始動不可能」
「ハンドルが重くなる」
「エアコンが効かない(冷風がでない)」
「オーバーヒートによりエンジン故障」

などの不具合が発生し、オーバーヒートする前にエンジンが停止する可能性が高いですが最悪の場合オーバーヒートしエンジンがダメになることも……

ベルトが鳴く場合は早目に見てもらうことをおすすめします!

まとめ

車種、エンジンによりベルトの溝の数や長さや調整方法、取り付け方法などが違うのでベルト自体の種類が多く適合表を見ない限りわからないことや、交換するにはやはり知識と工具が必要になり、自身での交換はおすすめしません。

またキュルキュル音が発生している場合は劣化もしく緩みんでいる可能性が高いので早めに車屋に見てもらうことおすすめします。

それではまた~!

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