2018も残すところ後数週間。この1年間で「スパシャン2018」の感じたことや思ったことを投稿します。
目次
1年間の施工状況
この車両には1年間スパシャンのみをコーティングしてきました。
施工スパンですが、最初の頃は2週間に1回施工。撥水が1ヶ月間持続してきた2ヶ月目くらいから月1回の施工に切り替えました。
しかし最初からしっかり下地処理して施工していれば2回目からそれなりに撥水性は持続したと思います。
年間トータル施工回数は約15〜16回。
スパシャンコーティング以外の時は洗車もしてないので、洗車も1ヶ月に1回。
また1回に使用する原液の量は30ml。記載通りの100倍希釈するのに水3リットルで希釈させコーティングしています。その使用量で1年で丁度1本分のスパシャンを消費しました。
ちなみにこの車両には1年を通じて1本分のスパシャンを使用しましたが、違う車両分も合わせると1年でトータル2本分を実際に使用しています。更にもう1本ストックがあります(笑)このストック分で「スパシャン2019」との違いを検証予定!
撥水状態
1年施工し続けた撥水状態を紹介します。
洗車前
画像が見えづらくて申し訳ないですが……1ヶ月間洗車していないのでボディーがかなり汚れています。
かなり汚れているのにもかかわらずこれだけ水を弾くことが凄い!!
洗車後
洗車で汚れを落としたことにより洗車前より撥水力が戻ってきました。
スパシャンはスーッと水が引いていく「親水性」と水が玉になるくらい水を弾く「撥水性」をかけ合わせた撥水の「疎水性」ですがスパシャンは経験上、時間とともに親水性のような弾き方に変わっていきます。
画像は親水性に近い弾き方をしています!なので初期状態は親水性と撥水性を合わせた「疎水性」ですが時間とともに撥水性が薄くなり「親水性」に近い弾き方になると言ったところです。(あくまでも経験上の話し)
もちろんスパシャン施工してすぐの弾き方と比べるとやはり撥水力は落ちていますが、十分過ぎるくらい弾いています。
またテカテカとした艶、光沢は健在ですがツヤツヤの肌触りはないです。
スパシャン後
洗車後と比べると流石に弾き方が凄い。
この撥水力が1ヶ月持てばもっとすごいんですけどね(笑)
1年間スパシャンして気がついたこと!感じたこと!
1年間スパシャンして気がついたこと、感じたことを勝手に解説します。
抜群の艶、光沢
艶、光沢は色々なコーティングを使ってきた中ではトップクラス。塗ってすぐに実感できる鏡感は目を見張るものがかります。
また塗り重ねるごとに艶、光沢が増すような気はしますが、あくまでも感覚なので実際に増してるかどうかは不明(笑)
ちなみに最初の頃は濃い目に希釈すると艶、光沢が更に良くなるのでは?と思い原液100mLに対して200倍の水5Lで希釈させましたが濃くしても全く意味がない、むしろ原液を無駄に消費するだけではなくシミやムラの原因になるだけなので希釈割合は守って薄めましょう。
スベスベ、サラサラの肌触り
とにかくスベスベ、サラサラ。
しかも完全乾燥後はこれでもかってくらいスベスベ、サラサラになります。
コーティング後のスベスベした肌触りが好きな人は気にいると思います。
防汚性もそこそこ良い
付着した鳥の糞が次の日雨でシミになることなく綺麗に流されていこともあったのでそこそこ良いと思います。
意外に経済的
慣れてくると軽車両、小型普通車は1回の施工で20〜30mL。中、大型普通車なら1回で30〜40ml程度の量で事足ります。
また耐久性も良いので1ヶ月に1回のペースでコーティングするのであれば1本で1年は持つ計算になります。そして実際に1年持ちました!!
つまり初期投資は8000円前後と高いですが1年持つなら意外に経済的。
簡単そうで面倒くさい施工方法
どんなコーティングでも炎天下での施工はよくないですが、スパシャン施工中の水分を乾かすとシミやムラになりやすく、さらに拭いても取れなくなる場合もあるので日中は必ず日陰。日陰が無理なら日中より気温が低く直射日光が当たらない朝、夜にコーティングする方がいいです。
とにかく乾かさないように気を使わないといけないので洗うだけで簡単にコーティングできそうですが面倒くさい施工方法になっています。
スパシャン特有の斑点模様ができやすい
なぜこの斑点模様ができるのか少し悩まされましたが水分拭き上げ後の水分の後ダレが原因でした。
つまりコーティング終了後のスパシャン半乾き状態の時にミラーの下側に垂れる水分やバックドアから垂れる水分、入り組んだフロント周りから垂れる水分、この後から後からたれてくる水分が乾くとそのまま斑点模様のシミになります。
このシミは洗ったくらいでは落ちないので除去するのが大変。(ドクターケアコレの水垢取りで除去できますが同時に塗り重ねたスパシャンも落ちます。)
なので予め隅々の水分をしっかりと拭くことが予防策ですがこの予防策が意外に面倒くさいのは言うまでもありませんね!
また徹底的に水分を拭き取っておかないとスパシャンを施工する度にシミを増やしていく事になります……
チリ、ホコリを寄せ付けやすい
完全硬化するまでの間はどのコーティングよりもチリ、ホコリを寄せ付けやすいです。
特に砂埃が舞いやすい風が強い日は施工後数時間でホコリをかぶったような状態になります。
原液がドロドロとしており完全硬化するまでの間はボディーに施した半乾きのスパシャンがベタついていることで、浮遊しているチリ、ホコリを吸着させやすくなっていると思われます。
ただチリ、ホコリは水で流すだけで簡単に落ちますが前日洗ったのにまた水分を拭き取らないといけない手間が増えます。
まとめ、感想
やはり施工後すぐにわかる艶、光沢は驚くほどツヤツヤ、テカテカになります。また少し特殊な撥水の「疎水性」は水がスッーと流れていく感じが見てて気持ち良くコーティング性能は言うまでもなく抜群です。
さらに初期投資は高いですが1年間使えることを考えると意外経済的です。
しかし斑点模様のシミができやすく洗車後はしっかりと水分を拭き取る必要があり意外に施工が面倒くさい。またシミを除去せずにスパシャンの重ね塗りをするとシミが増えてくる難点も……
スパシャン2019ではコーティング性能向上だけでなくシミが出来にくいコーティングに改良してもらいたいところですね!!
スパシャン2019の記事はこちら↓
それではまた!!