ボディーやガラスは定期的に洗車やコーティングすることでピカピカ、ツヤツヤな状態を維持できますが、未塗装樹脂パーツは劣化によ艶がなくなり色あせて白くなっていくばかり。
樹脂パーツにも塗れるボディー用コーティングでもツヤツヤにはならいこともしばし……
ボディーは綺麗なのに樹脂パーツの艶がないのは古臭く感じますよね!
そんな時はこれ!未塗装樹脂パーツ(プラスチック)を新車時のような艶、光沢を取り戻す「スーパーハード」を紹介します。
目次
ワコーズ「スーパーハード」
メーカー | 和光ケミカル(ワコーズ) |
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製品名 | スーパーハード |
容量 | 150ml |
種類 | 液体 |
価格 | 5000円前後 |
その他 | ・耐熱、耐久、撥水の未塗装樹脂パーツ用コーティング ・塗り込み用スポンジ入り ・塗装された樹脂パーツ、レザー(革)には使用不可 ・耐久性は6〜12ヶ月(メーカー表記) |
ボディーコーティング「バリアスコート」を販売しているワコーズの未塗装樹脂=プラスチック専用のコーティング剤「ハードコート」
水分を完全除去した状態で専用スポンジ使い塗るだけでケイ素化合物が樹脂表面にガラス状の硬化被膜を形成し艶、耐熱性、耐久性に優れ撥水するのが特徴。ケイ素化合物が入っているのでプラスチック用のガラス系コーティングと言ってもいいコート剤です。
また早い段階でコートするとプラスチックの保護にもなります。
未塗装樹脂パーツとはどんなパーツ?
・フロントワイパー周辺
・リアワイパー
・ガラスとガラスの間(ヴォクシー、ノア、エスクァイアの場合)
未塗装樹脂パーツとは「塗装されていないプラスチックのこと」なので「内装パネル」や「フロントワイパー周辺」「リアワイパー」「フロントグリル」などですがヴォクシー、ノア、エスクァイアはガラスとガラスの間(新車時に何かしらのコーティングはされているかも)も未塗装樹脂パーツです。
また「サイドミラー」「ドアハンドル」なども樹脂パーツの車もあるのでご自身で確認してください!!
ただしリアワイパー本体は樹脂ですがフロントワイパーは鉄の上に塗装されているので樹脂パーツではありません。
ゴムに塗ると固くなるみたいなのでゴムには塗れません。
耐熱性も良いのでエンジンルーム内でも使用可能
耐熱性にも優れているのでエンジンカバーやエンジンルーム内のその他ボックスなどにも塗れるます。
タイヤワックスなどを塗り込むと油性なら艶は出るけど汚れが付きやすく、水性は艶がすぐ落ちるし……ハードコートなら油性タイヤワックスやシリコンのようにベタつきもないので汚れにくく耐熱性もあるので安心して塗れます!素晴らしい!
乾燥時間が長いので注意
塗布後1日目は絶対に水に濡らさいないこと。濡らした場合はムラになり最悪の場合にコート剤が全て流されます。
1週間は洗車しない。憶測ですが洗剤の成分で洗い流されると思われます。
この様に完全乾燥させるにはかなりシビアですが絶対に水を掛けてはいけないのは【1日】だけなので、コート日の翌日の天気がどうなのか気にして塗る必要があります。2日目以降は洗車しなければ大丈夫です。
耐久性
メーカー表記では6〜12か月になっていますが屋根のある駐車などではメーカー表記に近い耐久性はあると思います。しかし過去の経験上雨ざらしの状態では3か月程度と言ったところ。
しかしこの手の製品は雨で流れたり、洗車で流れたりと1ヶ月持たない物もざらにあるので耐久性は良い方です。
ハードコートの塗り方
今回は劣化し艶が無くなり白くなったフロントワイパー周辺のカウルトップパネルに塗りたいと思います!
1、専用スポンジを細かく切る
当たり前ですがコート剤を塗る場所洗車などで綺麗にしてましょう。また初期段階では水に弱いハードコートは水分除去が不十分の場合は耐久性が悪くなるので水分は乾かすなどして完全に除去して下さ。
専用スポンジは横長で切れ目がいれてあり取り出しやすい作りになっています。しかし使い捨てスポンジなので最後の方はスポンジが無くなる事もあるので、今回は横長のスポンジ半分に切って使用しましたがを半分もしくは3/1で使用すると丁度いいです。
ちなみに中のスポンジが無くなっても周囲もスポンジとして使えるので捨てないように!
2、ハードコート塗り込み
専用スポンジにハードコートを2、3滴付け塗り込みましょう。ノビが良いので数滴でかなり塗り伸ばせます。
画像の様に明らかに艶に違いがでます。ツヤツヤになって気持ちがいい新品みたい(言い過ぎ 笑)
専用スポンジが入らない箇所は、フロントワイパーなら外してもいいですが面倒くさいのでティッシュを折りたたんでハードコートを数滴染み込ませ塗ると隅まで塗り残し無く塗れるのでおすすめ。
3、5分程度乾燥させた後拭き取る
5分程度乾かした後に余分なコート剤を拭き取ることで艶ムラなく綺麗に仕上がります。綺麗に仕上げたいなら重要!
また拭き取るのにティッシュだとコート剤の吸着が悪いのか?艶ムラがあり綺麗に仕上がらなかったので、タオルで拭き取ることをおすすめします。
4、1週間乾燥させる
塗り込み後1日は絶対水に濡らさず1週間経つと完全硬化し終了です。
今回はカウルトップパネルのみ塗りましたがハードコート使用量は6、7滴程度でほとんど減っていないので容量はかなり多いです。むしろ耐久性も良いので塗る面積にもよりますがこの1本で数年持ちます。
まとめ、感想
白く色あせた未塗装樹脂パーツが新品に近い艶になり耐久性、耐熱性、撥水性に優れ、さらにノビが良く使用量が少なく済むのでコストパフォーマンスも優れているので、1家に1本あってもいいくらいのかなりおすすめなコート剤です。車に限らず家にある未塗装樹脂にも使えます。
また新車時から塗ることで艶はあまり変わりませんが劣化し色あせを抑えることもできます。
しかし強いて欠点を上げるなら価格が高いこと。
ほとんどの車が外装に未塗装樹脂パーツは少なく1回の塗り込みでノビが良いコート剤をほとんど使用することはなく耐久性も良いのでほぼ減りません。
樹脂パーツ塗るだけなのに5000円は高いと思う人が多いでしょうし手軽に購入出来ない価格なので半分の容量でで半分の価格が丁度いいと思います。
もしくは150mlと75ml入りの2種類ライナップするか!そうなると大人の事情で75mlは割高になるでしょうけど(笑)
以上ワコーズの未塗装樹脂パーツ用コート剤「ハードコート」でした。
おすすめなので是非使ってみてください。それでは!