どうもこんにちはryukiです。
30系アルファード、ヴェルファイアの後期が発表されましたが当ブログではアルファード、ヴェルファイア専用トヨタ純正10インチナビ(NSZN-Z66T)の記事が無かったので書きたいと思います。
ちなみに前期、後期でナビ性能の違いは「DCM」くらいしか無いので基本的には同じナビです。
また「DCM」については後程詳しく説明いたします。
68モデルの変更点こちらへ⇩
目次
アルファード、ヴェルファイア専用トヨタ純正10インチナビ(NSZN−Z66T)の価格と構成品
後期用ナビ価格(パナソニック製)
- T-Connec10インチナビ価格(DCMパッケージ)
294,300円(税込み)
前期用ナビ価格(パナソニック製)
- T-Connec10インチナビ価格(DCMパッケージ)
332,640円(税込み) - T-Connec10インチナビ価格(DCM無)
287,280円(税込み)
後期の10インチナビはDCMパッケージのみになりました。ただしDCM本体(通信モジュール)が全車標準装備になっているので前期のナビ価格と比べると「DCMをナビに接続させるための配線」の価格分高くなっています。
※ナビ価格は後期の価格です。前期は異なります。
※取り付け工賃は別途必要。
DCMの詳細はこちらを確認して下さい↓
・構成品
- アルファード、ヴェルファイア専用10インチナビ本体(NSZN-Z66T)
- 専用フィッテングパネル(ナビに同封)
- GPS.TVアンテナ(ガラス貼付けタイプ)
- 音声認識マイク
- ナビロックボルト(防犯用)
- DCMケーブル(後期のみ)
アルファード、ヴェルファイアは純正ステアリンスイッチに音声認識用スイッチとハンズフリー用スイッチが内蔵されているので「音声認識マイクのみ」取り付けます。
おすすめはしませんがナビ単体+GPS.テレビアンテナでも購入は可能です。
※構成品全てナビ価格に含まれます。
アルファード、ヴェルファイア専用トヨタ純正10インチナビの性能、機能
機能、性能一覧
- 1、10インチ大画面
- 2、画質性能向上
- 3、広視野角液晶採用
- 4、T-Connec搭載(地図更新単純化)
- 5、車両ディスプレイ連携
- 6、車種専用音響設定
- 7、高画質純正後席モニター取り付け可能
- 8、高画質純正バックモニター(マルチビューバックガイドモニター)取り付け可能
- 9、長期保証
- 10、その他
1、10インチ大画面
・10,5インチ大画面
・サイズ、横232.7mm縦130.8mm
10インチナビと言っていますが実際は10,5インチの大画面で7インチ、9インチナビと比べて地図の表示範囲も広く見やすく、画面タッチボタンも大きくなり操作しやすくなりました。
ちなみに画面サイズは9インチナビの約1.4倍、7インチナビの約2.4倍。
2、画質性能向上
- 1280×720pxiel
- 約276万画素
- 24bitフルカラー(1700万色)
高精細HDディスプレイ採用で大画面でも画質性能向上。
3、広視野角液晶採用
左右上下の角度160°内であければどこから見ても色ボケの無い綺麗な映像を見れます。
4、T-Connec搭載(地図更新単純化)
T-Connecとは簡単に説明すると
- 簡単に地図更新が出来る
- 交通情報を反映させたナビ案内
- CDタイトルをナビで取得
- ナビ専用アプリの使用可能などなど……
便利機能を使用出来るのがT-Connecナビです。
さらにアルファード、ヴェルファイアは「DCM標準装備」なのでT-Connec機能をフルに利用できます。
※T-Connecを使用するには「テザリングまたはWi-FiスポットでWi-Fi接続」か「DCM接続」が必要です。
5、車両ディスプレイ連携
トヨタ純正ナビならメーター内のディスプレイで
- 方位計
- 右左折案内
- オーディオソース設定(TVチャンネルなどを表示)
の3つのどれか1つを表示可能です。
ただ方位計を使う人少ないでしょうし、右左折案内はナビ画面に表示されるのでそこまで必要は無いのかなと思います。
オーディオソース設定はTVチャンネル表示やオーディオタイトル表示するので使い勝手は良いと思いますが、まぁ燃費表示することの方が多いでしょうね(笑)
6、車種専用音響設定
音響のプロフェッショナル集団「ミキサーズラボ」が手掛けたアルファード、ヴェルファイア専用音響チューニングです。
……だれ?と僕もなりましたが、とりあえずカーオーディオのプロ集団らしいです(笑)気になる方はググってみて下さい。
実際に音楽を聞くと今までの純正ナビに比べればもちろん良くなってます!
しかし純正スピーカーだと性能に限界があるので音響好きな人が聞くとスピーカーを交換しないとイマイチなのかな?と思います。
7、高画質純正後席モニター取り付け可能
トヨタ純正10インチナビとトヨタ純正12.1インチ後席モニターをデジタル接続(HDMI接続)させHDの高画質映像の再生が可能。
また前席、後席個別再生も可能。
※アルファード、ヴェルファイアは天井埋め込み型後席モニターです。
8、高画質純正バックモニター(マルチビューバックガイドモニター)取り付け可能
※ナビ画面をそのまま撮った為画質が悪く見えますが実際はもっと鮮明です。
トヨタ独自の通信方法と123万画素の高画質バックモニター(マルチビューバックガイドモニター)で昼間の視界性のみならず夜間も視界性向上し、過去モデルのナビと比べて驚くほど画質が向上し人の表情さえもわかる綺麗な映像になりました。
もちろん最新オプションの雨滴除去付きマルチビューバックガイドモニターも取り付け可能です。
※トヨタ純正10インチナビは「マルチビューバックガイドモニター」と「雨滴除去付きマルチビューバックガイドモニター」の2種類のみ取り付け可能です。
9、長期保証
- トヨタのメーカー保証
3年6万キロのどちらか早い方まで - トヨタのディーラー延長保証
10万キロのどちらか早い方まで
5年目車検用、7年距離無制限まで
電装品のメーカー保証は3年6万キロまでですが、トヨタのディーラーで車検をする費用はかかりますが「最長7年距離無制限」まで保証延長できます。
またナビだけの保証延長では無く消耗品以外の全ての保証延長になります。
10、その他
地図画面の見た目、操作性に関しては人それぞれなのであえて評価はしません。
実際に目で見て触って確認して下さい。
僕は純正ナビの地図画面が1番すきですけどね!
デメリット
良いところばかりを書いてもしょうがないのでデメリットも書きます。
1、価格が高い
社外品の10インチナビ、11インチナビに比べて高価です。
ただし現在のトヨタ純正10インチナビは社外品に価格以外の性能が劣っているとこはほぼ無いので、価格だけで言うなら社外品ナビが良いですね。
2、TVの感度が多少悪くなった
現在のモデルになってアンテナが変更になった為かTVの感度が前モデルのナビと比べても悪くなりました。
ただし感度の悪さは微々たるものなので個人的には「少し感度が悪いな」と思うレベルてす。
3、GPSの感度が少し悪い
これは社外品に比べるとGPSの感度が少し悪いです。
あくまでも社外品との違いで実際はそこまで気にならないです。
4、高画質バックモニターが純正だけではなくなった
これはデメリットでは無いですが、最近出たアルパインのバックモニターが高画質化されたので「純正品のバックモニターだけが高画質」では無くなったと言う話です。
5、汎用性が無い
純正品すべて言えますが、形状が特殊な事が多いので汎用性が無く、基本的には他メーカーとの組み合わせは出来ません。
組み合わせれた場合でも変換ケーブルが必要だったりして価格が高くなったりします。
6、社外品後席モニターには機能が沢山ある
純正後席モニターは高画質にはなりましたがその他の機能はありません。
しかし社外品ナビには「プラズマクラスター」「ルームランプ」など機能が付いている後席モニターがあります。
もちろん純正ナビに社外品後席モニターを取り付ける事は可能です。
しかし純正ナビに社外品後席モニターを取り付けた場合はVGA画質になり、HDの高画質にはなりません。
まとめ
純正ナビは社外品のナビと比べても性能で劣っている事はありません。
しかし価格で社外品の方がかなり安いですし音響で言えばやはりカロッツェリアのナビだと思います。
じゃ高い純正ナビを選ぶ理由はなに?と言われると
- 車両連携機能がある
- 社外品に性能は劣らない
- 純正ナビはディーラーに丸投げできる。
- 社外品に比べて故障しにくい
- 保証期間が長い
が選ぶ理由だと思います。
新車購入時に社外品ナビをネット購入して持ち込みして取り付けてもらったナビが故障した場合は、社外品メーカー保証期間でも自分で取り外せない場合は取り外し工賃がかかります。
場合によっては断られる事もあります。しかし純正品だと販売店に丸投げ出来るので自分でいじれない方は純正品をおすすめします。
また過去にいろんなメーカーを取り付けてきましたが、純正ナビが1番壊れにくいと思います。もちろん純正ナビも壊れないわけでは無いですがハズレが少ないです(笑)
以上長々と書きましたが個人的には純正ナビをおすすめします。
それではまた