社外ナビだからと諦めていた人朗報!社外ナビでもバックモニターのガイド線が動く!!ガイドキットを紹介
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社外ナビでもハンドルと連動して動く、後付け社外品の動くガイド線キットを紹介します。

目次

動くガイド線とは?

『バックモニター』や『バックビューカメラ』もしくは『バックカメラ』など言い方は著作権絡みにより販売メーカーごとに多少異なりますがどれもリヤカメラのことを指します(ここではバックモニターと呼びます)

バックモニターの機能はナビやディスプレイに車両後方の映像を表示するのでバック時は後方が見やすくなり今では欠かせない装備の1つ。

基本的にはバックモニターは後方の映像を写すだけでガイド線は固定。各車メーカー純正ナビとバックモニター+連動キットを装着もしくは標準で『バックガイドモニター(トヨタ用語)』つまりハンドルと連動して動くガイド線にグレードアップします。ステアリング連動ガイド線とも言われる。

ガイド線が動く事によりバック時の予想進路が表示されるので、どこに車両が向かっているのかが一目で分かりバック駐車が楽になるのが特徴。

ガイド線を動かす機能は意外に複雑

この動くガイド線はリヤカメラ本体で映像処理をしているわけではなく、ハンドルの角度を検出しているセンサーから情報を受け取ってナビで処理をしガイド線を動かしているので複雑な処理が必要かつ大人の事情から純正ナビのみの機能でした。

例外として唯一大人の事情が関係なかったアルパインのみ、かなり前からガイド線が動きます(最近ではパイオニアのナビCarrozzeriaも動くガイド線キットを販売しています)

トヨタの純正バックモニター、バックガイドモニターの特徴などの詳細はこちら⇩

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ガイド線を動かすキット「TPW062GA」

今までは純正ナビ、アルパインだけの特権でしたが、今回紹介する株式会社ワントップから販売されているキット「TPW062GA」を取り付けることで純正ナビ以外のパナソニックやイクリプスなど社外品ナビでも動くガイド線を表示できるようになりました。

ワントップ製は万が一ガイド線の位置がズレていたとしても付属のコントローラーで調整可能。アルパイン製はズレていた場合はメーカーに問い合わせ必要があるので手間省けて安心です。

あまリ聞き覚えがないメーカーだとは思いますが社外ナビのダイレクト接続ケーブルをOEMでディーラーなどに卸していたりするメーカーなので全く信頼性がないわけではありません。

簡単な取り付け容量書も同封されていますが、ぶっちゃけ解りづらい(笑)しかしナビとバックモニターの間に噛ませ電源、アース、RCA+CAN通信に接続させるだけなので、そこまで取り付け難易度は高くありません。難易度に関しては僕自身がナビ取り付けに慣れているので難しいく感じないだけかもしれません。

接続ミスをすると車両側のCPUを壊してしまう可能性もありますが、説明書を見ただけで理解できない人はプロなど慣れた人任せたほうが無難。

※ 株式会社ワントップ より引用

ナビとリヤカメラメーカーの組み合わせは自由度が高く例えば

  • パナソニック+純正バックモニター
  • Carrozzeria+イクリプスリヤカメラ

などなどナビとバックモニターの間に噛ませる接続方法なので、取り付ける可能車種であればどんな組み合わせでもガイド線を動かすことが可能。

ナビレディーパッケージ車両にも対応しています。

取り付け可能車種はメーカーHPで確認下さい

純正ナビか純正バックモニター装着時はそれぞれ変換ハーネスが必要

純正以外はRCA端子接続できるナビ、バックモニターに限られる

どのナビとどのバックモニターの組み合わせでどのオプション配線が必要なのか?はナビ取り付けに熟知してない限り理解するのは難しいのでわからない場合は素直にメーカーに問い合わせることをおすすめします。

ちなみにCarrozzerianaトヨタ用ガイドキット「KK-Y101GA」はカナック企画から販売されていますが、カナックとワントップは本社と開発部が同じ所在地なのでグループ企業です。

オンラインショップを担当しているのがワントップだと思われます!

取り付け可能な車種が少ない

取り付けできるメーカーはトヨタ車とホンダ車のみ。

その中でも取り付けできる車種は現在17台程度でH26年以前の古い車種は取り付けができないので車種が限られるのが難点。

今後取り付けできる車種が増えるといいですね!

少し詳しく説明すると…

H26年以前はハンドルの角度を検出している舵角センサーが付いていなかったので純正ナビでもオプションで舵角センサーを取り付け後そのセンサーから直接ナビに配線していました。

H26年以降の車両は舵角センサーをCAN通信と言う通常とは異なる特殊な配線は他のCPUなどの情報を1本の配線で同時に検出しているのでナビにCAN通信線を接続するだけでガイド線が動くバックガイドモニターできるようになりたした。

カナック企画やワントップのガイドキットはこの方法をもとにCAN通信線の途中に配線を噛ませてデータをやり取りするボックスを取り付けナビにハンドル操作時の線を表示させているので現行車両でもCAN通信で接続されていない車種は取り付けができません。

取り付けはあくまでも自己責任

僕自身数台の車両に取り付けましたが、中にはセーフティセンス異常と表示された車両もあったので取り付けはあくまでも自己責任。

もちろん取り外すと正常復帰したのでセーフティセンスの異常ではなくCAN通信線に配線に割り込ませているガイドキットが原因でした。もし仮に同じような状態になるのなら一度メーカーに問い合わせることをおすすめします!

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まとめ、感想

今までは純正ナビもしくはアルパインのナビだけがガイド線を動かすことができましたが、今回紹介したキットが市販されることで社外品ナビでも動かすことが可能になりました。

純正でも社外品でも動くことでバック駐車が不慣れな方でも楽になります。

またワントップ製はガイド線ズレも手動で調整できるのも魅力。

しかしCAN通信は1つの線で複数のコンピューターのやり取りを行っているので、どこか一つでも異常をきたせば連なって異常が発生し正常に作動しているはずの機能が異常になるリスクもあり、ディーラーなどではCAN通信線に接続させるパーツやOBDに接続させるパーツは取り付け自体を断られることも。取り付け後に何かあれば責任とれませんからね……

それでもガイド線を動かしたい方にはおすすめの製品です。

それではまた〜!

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