前回の記事でホルツから販売されている車内の内窓汚れに最適なクリーナー「車内 水の激落ちくん」を紹介しましたが、パッケージが似ていて、さらに容器の形が全く同じなのに約半額で購入できるレックの「水の激落ちくん」と中身は同じなのでは?と疑問に思ったのど簡単に検証してみたいと思います。
目次
疑問に思った理由
「激落ちくん」と言えばレックの製品です。
また「メラミンスポンジ」「セスキの激落ちくん」「クエン酸+激落ちくん」などら全てレックから販売されています。
しかしなぜか車用のクリーナー「車内 水の激落ちくん」になると製造はレックで販売はホルツと大人な事情が見え隠れする製品(笑)
しかも「激落ちくん」の倍くらいの価格なので余計にでも中身が同じ何では?と疑問に感じます!!
表記の違いは?
水の激落ちくん | 車内 水の激落ちくん | |
---|---|---|
販売 | レック | ホルツ |
品名 | 住宅用洗浄剤 | 車内用洗浄剤 |
成分 | 水酸化ナトリウム0.18% | 水酸化ナトリウム0.18% |
液性 | アルカリ性 | アルカリ性 |
容量 | 320mL | 320mL |
用途 | ・冷蔵庫、食器棚、電子レンジ等の調理家電、窓ガラスのお掃除に。 ・赤ちゃんのおもちゃ、ペット用品の汚れ落とし。 | ・車内、窓ガラスのお掃除に。 ・赤ちゃんのおもちゃ、ペット用品の汚れ落とし。 |
使えない物 | 水拭きできないもの、貴金属、眼鏡、自動車の塗装面など | 水拭きできないもの、貴金属、眼鏡、塗装面など |
ほとんどの記載は同じですが品名が「住宅用」か「車内用」で違い、用途の記載は「調理器具用」と「車内」で住宅用と車内用に明確に分かれていますが無理やり分けた感が否めない……
しかし水の激落ちくんは使えない物に車内とは記載されていないので内窓クリーナーとしては使用できそうですね!ちなみにレックのHPではクルマにも使えると記載されています。
成分の検証
TDS計とPH計で成分の違いを調べてみます!
ちなみにTDS計は水分の中にどれだけ不純物などの電気を通しやすい成分が含まれているかを検出できる計器ですが成分の検出まではできません。
PH計なペーハー(酸性、中性、アルカリ性)を検出できる機器です。
TDS計
水の激落ちくんのは「5815ppm」
車内 水の激落ちくんも「5815ppm」と全く同じ数値が表示されました。
やっぱりか〜(笑)
PH計
水の激落ちくんのPHは「13.82」
車内 水の激落ちくんのPHは「13.81」
こちらもほぼ同じ数値が表示されました!
もちろんTDS計もPH計も精度が高い製品とは言いませんが同じもの以外で同じ数値を表示することは無いですね!
まとめ、感想
車用だから成分を薄くしていたり家庭用よりPHを低めにしていると言うことはなかったので、今回の検証から
「水の激落ちくん」と「車内 水の激落ちくん」は『中身は同じ物の可能性が高い』と言う結果になりました。
もちろん今回使用した検査機器は研究施設に置いてあるような精密で高精度な製品ではないのですが、熱帯魚などの飼育に使われているのでそれなりの精度はあると思います。
ちなみに今後僕は車内のクリーナーを買うときは詰め替え用も販売されていて安い普通の「水の激落ちくん」を買います(笑)
それではまた~!