車の整備には丁度いいサイズ!GOODGOODSの充電式小型LED投光器「YC-19P」を使ってみた!
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前回GOODGOODSの3連ライトのハンディーライトをつかってみて細かい機能に不満があるライトでしたが、今回紹介する小型LED投光器「YC-19P」もGOODGOODS製なので「どうなのか?」と思ってましたが実際に作業、整備には丁度良かったので必見です!

目次

GOODGOODS「YC-19P」

メーカーGOODGOODS
商品番号YC-19P
点灯モード・ハイモード
・ローモード
・SOSモード(SOS点滅)
明るさ900lm
光色昼間色(6000k)
照射角度約120°
連続点灯時間・ハイモード 約3時間
・ローモード 約5時間
サイズW104 H119 D62mm
セット内容・ライト本体
・AC充電器
・説明書
・保証書
その他・IP65
・360°回転可能
・出力用USB端子付き(5A1A)

GOODGOODSから販売されている手のひらサイズの小型、軽量で土台裏にはマグネットが付いて鉄に引っ付けれる充電式LED投光器が「YC-19P」

小型なので「投光器」と言う呼び名より「作業灯」「ワークライト」「LEDスタンド」で検索した方が同等製品が多くなっています。

投光器と言うと大きいイメージがありますよね。

ハンディーライトと違うのは投光器の方が照らす範囲が広範囲(広角120°)。しかし広範囲に照らすため同じW数のハンディーライトより光は暗くなります。

ハンディーライトのスポット照射よりワイド照射の方が暗くなる原理と同じです。

またライトを持つと言うよりはどこかに置いて使用する方法やマグネットで引っ付けたまま使用する方法がメインで両手を使って作業できるのが魅力。

特に車の部品交換をするのに小型のマグネット付きだとボンネット裏など場所を選ばずに取りけれるのでかなり便利。ただちょっとした点検などには更に小型なハンディーの方が便利なので一長一短です。

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機能、構造

ボディー形状、素材

ボディーは球体でアルミ合金製どプラスチックの混合。

IP65で防塵、防水対応。

メーカーは頑丈と謳っていますが土台とステーがプラスチックで薄く耐久性は無さそう。強化プラスチックだったとしても落下した拍子にステーが割れそうなので迂闊に落とせません。

小型、軽量

投光器で手のひらに乗る小型なボディーは狭い場所でもマグネットで引っ付けれるので場所を選ばず自由度が高く使いやすい。

重量は約337gと軽量で持って使っても疲れることはありませんが、土台が大きめなので持って使うならハンディーライトの方が断然使いやすいです。

土台裏にマグネット

土台裏に強力なマグネットが4箇所ついており、宙吊り状態でライト引っ付けたとしても、しっかりと保持してくれます。

ですが凹凸が多い部分に引っ付ける場合はマグネットの少なさから引っ付かない部分が出てくるので保持力が弱くなり安定しません。

土台裏全面がマグネットだと、どんな場所でも安定して保持してくれるので、なお良かったのかなと思います。

ライト本体は360度回転可能

ライト本体に全て内蔵されているので360度回転可能。何周回転させても壊れる心配はありません。いろんな角度からどの方向にも自由に回せるのは意外に便利でした!!

またロック機構付きなので手で回さない限り本体が回転することはありませんが、30度ごとにロックするので無段階調整ではありません。

ただし左右には回転しません。

ON.OFFスイッチ、点灯は3モード

  1. ハイモード
  2. ローモード
  3. SOSモード(フラッシュ)

ON.OFFスイッチでライト点灯。

スイッチを押す度に「ハイモード」→「ローモード」→「SOSモード」の順に切り替わり、点灯後5秒程度スイッチ操作をせずにスイッチを押すとOFFになります。

残念ながらモード記憶はついていないのでローモード、SOSモードで使いたい場合は数回スイッチ操作が必要。

インジケーター付き

電池マーク内の赤、緑ランプが充電残留インジケーター。

緑と赤が同時に点灯してる時は電池残留は多く、赤色のみは残留が少ないことを表しています。

電池の持ち(点灯時間)検証

メーカー記載では連続点灯時間はハイモードで約3時間。ローモードで5時間なんですが、実際に使用すると「そんなに持つか?」と疑問に思ったのでフル充電から電池がどれだけ持つのか検証してみました。

条件は「フル充電」「ハイモード連続点灯」です。

いきなり結果出しちゃいますけど(笑)

フル充電から消灯するまでの時間は「3時間2分」でメーカー記載通りでした!

ラップインジケーター
(電池残量)
経過時間
♯1緑点灯(100〜40%)1時間48分
♯2赤点灯(40%〜5%)1時間6分
♯3赤点滅(5%〜)7分

測定した結果♯1が1時間48分間緑点灯だったという表。

インジケーターの変化に気がつくまでのロスもあるので、電池残量は時間で割り出したおおよそのパーセンテージです。

このテストして気がついたのが赤点灯でも1時間は使用できるのに「赤点灯は充電しないといけない」と思ってしまい実質約2時間くらいしか使えてないこと!

せめて電池残量10%くらいから赤点灯、5%で赤点滅だと焦って充電しないんでしょうけどね。

メーカー記載連続点灯時間が虚偽でないことが証明され、充電は赤点滅から開始するのがベストな結果でした。

ちなみにメーカー記載では15%で赤色点滅らしい(笑)

これまで使用してみて実は連続点灯時間は嘘ではないかと疑ってました…GOODGOODSさんすいません!!

もちろんON.OFFを繰り返したり気温などで電池の持ちも変わるのであくまでも目安です!

充電方法

付属のAC充電器を本体の充電口に挿して充電。

充電中は赤ランプが点滅。

完了充電時間は約3〜4時間。緑ランプが点灯すれば充電完了。

ちなみにバッテリーは本体に内蔵され分解しない限り取り外すことはできません!

スマホなど外部機器に充電も可能

充電口の横にUSB端子があり、最初はUSB充電も対応してるんだろうなと思っていたらスマホなど外部機器の充電可能な出力用のUSB端子でした。

ただしスマホの急速充電器の出力は「5V2A」ですが、この出力は「5V1A」と小さく急速ではないので充電には時間がかかります。

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明るさ

ハイモード

記載が「消費電力 10W」で「明るさ 900lm」だったので明るさに期待していませんでしたが……これは想像以上に明るい。

ハンディーライトの光と照らし合わせるとハンディーの方が明るいですが光ムラも泣く広範囲に明るいので見やすい!!

ローモード

ハイモードに比べると3割程度暗くなりますが充電の持ちが良いエコモード。

まぁ使うことないかな(笑)

あとSOSモードはただのSOS点滅なので省略します。

YC-19Pのメリット、デメリット

メリット
  • 軽量、コンパクトボディーで持ち運びも安易
  • コンパクトで引っ付ける場所を選ばない
  • 360度回転で自由に角度調整可能
  • 小型でも広範囲に明るい
  • インジケーター付で充電残量が一目でわかる
  • 非常時にはスマホの充電ができる
  • 価格が安い

一万円以上する高価な製品を買えば当たり前の機能なのかもしれませんが、5000円以下の充電式でこれだけ高機能なのは良品としか言いようがない!!

軽量、コンパクトボディーで持ち運びが安易。

360度回転できたり、インジケーター付で充電状態も一目でわかりやすく高機能。

ただ置くだけでも安定しているだけでなく磁石でぶら下げてもよし横向きに引っ付けてもよしと、とにかく使い勝手よくメリットが多い。

デメリット
  • マグネットが少なく凹凸が多い場所では安定性がいまいち
  • ステーに強度がなさそう

マグネットが少なく凹凸が多い場所には不安定になりがちで、ステーがプラスチックで薄く強度がないように思いますがデメリット自体は少ない。

むしろマグネットさえ改良されればほぼデメリットがなくなります。

まとめ、感想

持ち運びも安易で特に乗用車、軽自動車はスペースが狭く大きいライトでは自由に取り付けができないことが多いですが小型でどこにでも引っ付けることができるのはかなり便利でした。

また明るすぎると鉄やアルミに反射して見にくくなるので、900lmの明るさは暗くなく、かと言って眩しすぎるほどの光量ではないので整備に関しては丁度いいです。

しかし所詮は10W程度の明るさ。持ち運ぶ必要がなく本体が大きくても固定して使う倉庫や車庫には100Wクラスの外部電投光器の方が明るく適してるのは当たり前。

ボディー剛性がやや不安なので後は耐久性が気になるとこですが落とさなければ問題はなさそうなので、車の整備だけではなく緊急時に家で使う場合など小型、軽量ボディーが役に立つ場所では非常におすすめです!!

それではまた~!

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