ホイールはブレーキダストなどの汚れが付着しやすいので市販でもホイール専用の洗浄剤が販売されていたり、タイヤの艶出し剤、タイヤワックスはよく目にすると思ますが、今回はタイヤそのものを洗浄するためのクリーナーと少し珍しい洗車のケミカル品を紹介したいと思います。
目次
Tire Cleanerとは
メーカー | 洗車用品専門店GANBASS |
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製品名 | Tire Cleaner |
容量 | 500ml 1000ml 4000ml |
用途 | タイヤ洗浄剤 |
毎度お馴染みの洗車用品専門店GANBASSから販売されているタイヤの洗浄剤が「Tire Cleaner」。読み方はそのまま「タイヤクリーナー」
今回は500ml入りを購入しましたが価格は約2000円と少しお高め。
物理的な泥汚れなどは洗うことで落とすことはできますが、タイヤ全体もしくは部分的に茶色くなるシミ汚れは洗った程度では落ちないので厄介。
しかしタイヤ自体が洗浄剤によるダメージを受けやすく、尚かつタイヤに液剤を吹きかけるとタイヤの周辺にあるホイールやブレーキキャリパー(ブレーキパッド)などに必ず付着してしまうので、それらにも極力ダメージを与えずに洗浄する洗浄剤が求められます。
むしろ素材にダメージをいれながら強力に汚れを落とすケミカル品はコンパクトで磨くのと変わりません。
コンパウンドのように削らずに最低限のダメージもしくはダメージ0だからこそケミカル品を使う理由、存在する理由です。
そしてTire Cleanerは洗浄剤を吹き付ける素材や周辺の素材にダメージが少ないのにしっかり洗浄できるタイヤクリーナーです。ただし何でも落ちる洗浄剤には洗浄力は劣ります。
本当にダメージが少ないのか?と言うことについてはGANBASSさんの製品全般がダメージの少ない製品で、さらに洗浄剤が肌に付着してもヌメりも痛みもない(ケミカル品使用時は必ずゴム手袋をしましょう)ことからタイヤやホイールにも優しいと言えます。
使い方
使い方な至ってシンプルですが紹介します。
1、タイヤ洗浄
カーシャンプとブラシ、スポンジを使い予めタイヤの泥汚れなどを落としておきましょう。
僕はよほど泥で汚れていない限りこの工程は飛ばします(直接Tire Cleanerを吹き付ける)
2、Tire Cleaner吹き付け
満遍なくTire Cleanerを吹き付けます。
また原液使用を推奨していますが、純水なら最大限5倍希釈まで可能らしい。水道水で希釈すると洗浄力が落ちます!
3、数秒待つ
数秒待つと汚れが浮いてTire Cleanerが茶色くなります。
ちなみに乾き始めたら再度液を吹きつけるか早めに流しましょう!!
4、ブラシ、スポンジで洗う
ブラシやスポンジを使い詰まった汚れを掻き出すイメージで洗います。
5、水で流して終了
※左洗浄前。右洗浄後
最後に水でクリーナーを流して終了。
洗浄後ではシミ汚れが落ちました。
ただし洗浄後はタイヤがカサカサになるので、タイヤ保護の理由からもタイヤワックスは必要になりますが、シミがないのでタイヤワックス後は綺麗な黒ぐろしたタイヤに復活します!
シミがあるとタイヤワックス後でも汚いですからね……
またタイヤワックスもコーティング剤。下地処理しているのとしていないのとではタイヤワックスの耐久性も多少ですが違ってきます!
まとめ
メリット
・タイヤだけではなく周りのパーツも傷めることなく洗浄可能。
・タイヤワックス後の見た目が綺麗。
・タイヤワックスの耐久性アップ。
デメリット
・タイヤは消耗品。いずれ新品に交換すると言う考え方の人には必要がない。
・価格がやや高価。
・何でもかんでも落ちるクリーナーに比べると価格も洗浄力も劣る。
ホイールは定期的洗車していれば洗うだけで簡単に汚れは落ちますが、タイヤは内側から劣化剤が滲み出てくるので油分系のシミ汚れが発生しやすく(外的要因の可能性もあります)しみを洗浄したい場合に重宝します。
また古いタイヤワックス除去にも役立ちます!!
しかしタイヤはボディーとは違い平均4〜5年で交換する消耗品ではあるので「タイヤの洗浄は必要!」と言う人もいますが、せっかくボディーが綺麗なのに、汚れの上からタイヤワックスを塗ってごまかすのは勿体無いですよね〜!まぁ僕のような洗車が好きが思うだけかもしれませんが!
タイヤを綺麗に保つ上では必要なケミカル品なので僕は常備品にラインナップしています(笑)
それではまた~!