サンルーフ(ムーンルーフ)のメリット、デメリット
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目次

サンルーフとは

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一言で言えばルーフ(天井)に開閉式または固定式のガラスが装着されているのをサンルーフと言います。現在の日本車は主にセダンかワンボックスに装着できますが、新車の装着率はわずか数%程度で珍しい装備。

昔は統一でサンルーフと呼ばれていましたが現在はサンルーフやムーンルーフと呼び方がメーカーにより違うだけで基本的には同じ物。

ちなみにサンルーフには種類があり前席のみは「サンルーフ、ムーンルーフ」前席、後席付きは「ツインサンルーフ、ツインムーンルーフ」天井一面がガラス張りは「ガラスルーフ」などがあり、上下にしか開かない物や車両後方にずれて開く物など開閉方法が違う場合もあります。

またどこのメーカーも装着するにはメーカーオプションになっています。

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メリット

1、車内が明るく開放感がある

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1番のメリットと言えばやはり車内が格段に明るくなり、外の空気も入ってくるので清々しく開放的でとにかく気持ちがいいです。

もちろんオープカー程ではないですが開くのと開かないのとでは開放感が全く違います。

また換気にも一役買っています。

2、見た目がかっこいい

セダンでは上下にサンルーフが開いているとかっこいいですよね!見た目については人それぞれですけど(笑)

しかしワンボックスは背が高いのでサンルーフ自体が見えづらく、見た目に多少の恩恵しかありませんが、それでも付いていると格好良く見えます。

3、査定が高くなる

特に輸出する場合、海外ではサンルーフ人気が高いのでサンルーフ付きだと査定が高くなる傾向にあります。

国内で販売する場合は海外ほど査定額が高くなるわけでは無いですが多少高くなります。

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デメリット

1、車両価格が高くなる

メーカーオプションで約10〜15万円ほど高くなる。

2、車両重量が重くなり燃費悪化

装着すると本体重量やルーフパネル補強により20〜30キロ重くなるので燃費が悪くなります。

しかし子供一人を乗せる程度の重さなので極端に燃費が悪化する訳ではなく微々たる程度なので、そこまでのデメリットではありません。

3、夏は熱く冬は寒くなる

開閉式ルーフを閉めていても断熱材などが不十分な為夏は熱く冬は寒くなりやすいですが無し車両と比べても微々たる差なので、重量同様に大したデメリットではありません。

しかしガラスルーフは開閉式ルーフが幌(ペラペラの布)なので温度の影響を受けやすくなります。

4、雨漏れの原因になる

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開閉式サンルーフ最大のデメリットは雨漏れの原因になること。

ボディーとガラスの隙間をなくすのに柔軟性の良いゴムモールが装着されていますが、天井は平面なので水が貯まりやすくゴムの隙間から多少の水が室内に入ります。

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構造上どうしても室内入ってくる水を外に排出させる専用パイプ(青色のパイプ)が室内に通っています。

しかしサンルーフの内側は汚れが溜まりやすく、入ってきた水が汚れと一緒にパイプを通ります。そうなると稀にパイプ内に汚れが詰り水を排出できなくなり、水が溜まって雨漏れの原因にはなります。

また劣化によるゴムの柔軟性の低下や収縮によるボディーとガラスの隙間が大きくなり大量の水が室内に入るなど経年劣化により排出できる水量以上の水が室内に入り込みオーバーフローし雨漏れの原因にもなります。

もちろん雨漏れする車両は少ないですが、サンルーフを装着している車両も少ないので決して雨漏れする確率が低いわけでもありません。

まとめ、感想

室内が明るく開放的で気持ち良く見た目も格好良くなりますが、劣化で雨漏れの原因にもなり長く乗りたい場合はさらにリスクが高まるので、僕自身サンルーフが好きなんですが長く乗ることを考えると雨漏れが心配なので装着しませんでした。むしろ無くても困らない装備=贅沢品ならぬ贅沢装着なので悔いもないです!!

しかし早い段階で買い替える予定であれば劣化による雨漏れはほぼ無いでしょうし売買時の査定額アップなどメリットの方が大きく感じます。

まぁ人それぞれの好みなのでメリット、デメリットで決める物でも無いような気はします(笑)

以上それではまた!!

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