LEDLENSER(レッドレンザー)のP7Rを約2年仕事で使ってきましたが、P7Rはボディーが丸く作業中によく転がり落てしまうので、ついに先日点灯しなくなり壊れました。
さすがに落とし過ぎたので壊れるのは仕方ないですが高価なのでもう少し耐久性あってほしかったな……
今回はLEDLENSERより断然安いGOODGOODSでハンディーライトを買ってみました。
目次
GOODGOODS「ES-65T」
メーカー | GOODGOODS |
商品番号 | ES-65T |
明るさ | 3000lm |
使用電池 | 18650型充電池 |
使用時間 | 約2時間 |
充電時間 | 約6~8時間 |
光色 | 昼間色 |
サイズ | 約W65-H145mm |
価格 | 4,580円(税込5,038円) R2年1月現在 |
セット内容 | ・ライト本体 ・18650型充電池 1本 ・充電器 ・取扱説明書 ・保証書 |
その他 | ・メイン、サブの3連ライト ・メインライトのみズーム機能付き ・サブライトのみ調整可能 ・4種類の点灯パターン ・IP65級防水(生活防水) ・アルミ合金ボディー(170g) |
GOODGOODSはLED照明開発・製造・販売を行っている会社で、僕自身数年前から洗車用にLED投光器を使用しています。このLED投光器の価格が他製品より割安だったので耐久性や不具合などの懸念がありましたが実際に使用してみて品質には問題なさそうだったので、P7Rが壊れたこともありハンディーライト購入しました。
価格は税込5,038円とあからさまな中国製よりは高いですがLEDLENSERと比べると安い。どちらにしろお手頃価格。
構造、機能
ボディー形状、素材
今回購入したES-65Tはメインライトの両サイドにサブライトが付いている特殊なな形をしたハンディーライト。
変な工具が好きな僕としては魅力(笑)
ボディーはアルミ合金製で頑丈な作りをしていますがインジケーターなどはなく非常にシンプルな構造。
小型、軽量
僕の手は大きくはありませんが握ると全体を包み込めるくらい小型で充電池を入れても170gと軽量なのに驚きました!
今まで使っていたハンディーライトが重たかったのか、とても軽く感じます。
磁石付き
底には磁石がついているので、整備中ボンネットの裏に引っ付けることもでき意外に便利。
磁石も強く引っ付きも良好。
ズーム機能
メインライトには無段階調整のズーム機能付き。
後で説明しますがスポット状態は微妙でした。
サブライト機能
サブライトは個別に上下270度可動可能。
サブライトはそこまで明るくないものの全て同じ方向にするとメインライト単体より明るくなり、それぞれを上下に向けておくことで広範囲に照らすことができる優れもの。
点灯パターン
- メイン点灯
- サブライト2個点灯
- 全灯
- フラッシュ
- OFF
点灯パターンは4パターン。ボタンを押すごとに1〜4まで切り替わり最後はOFFになります。
ただしパターン記憶がないのでOFFにするには毎回OFFまでボタンを押さないといけない煩わしさと毎回ON時はパターン1 から始まるので、1番多様するパターン3の全灯まで3回押す必要がある。
毎回毎回初期状態から始まりOFFにするには数回押さないと消えない面倒くささ……正直これが1番の不満ポイントです。
充電池
電池は海外製に多い単3電池の一回り大きい18650型の充電池が付属。
ちなみにP7Rは充電がない時は本体のインジケーターが赤点滅して知らせてくれましたが、ES-65Tがインジケーターがないので充電池の状態がわからず突然不灯になります。
せめてライト点滅かインジケーターくらいの機能はほしいですね!
充電方法
充電方法は充電池を取り出して付属の充電器にセット。充電中はインジケーターが赤点滅、終れば緑ランプが点灯します。
付属の充電器は汎用タイプなので先端の鉄が上下にスライドし充電池あった大きさで挟みこみロックするんですが……スライドがたまに引っかかりいまいち。
また充電池に当たる金属部分が甘く電池しっかりとホールドせず手が当たっただけで抜け落ちてしまいます。
充電器に関してはかなり安っぽい作りで残念。
直接充電することもできるが……
また本体にUSBケーブルを挿すことで直接充電することもできるんですが、先程言ったようにインジケーターランプがないので充電できているのか?もわからず、充電が終わっているのか?さえわかりません。
直接充電がついているだけに勿体ない…詰めが甘いです……
明るさ
明るさに関してはカメラの補正が入ってしまうので実際の見た目との誤差が出てしまいますが参考程度に載せておきます。
メインライト「ワイド」
ワイド状態ではカメラに収まらないくらい広角で照らし、光ムラもなく普通に明るいので不満はありません。
ワイドで1000lmあるかないかくらい。
また画像では白く見えますが実際は少し青みがかった色をしています。
メインライト「スポット」
記載されていた「明るさ 3000lm」はスポット状態ですね!
スポット状態にすると四角くなるライトを始めてみました(笑)実際でも中心部分は明るすぎて何も見えません。
スポットで使うことがないので僕自身気にならないです!!
サブライト
全体的にボヤッと明るいメインライト以下のサブライト。
明るさは500〜600lmくらいかな。
上下にすると照らすように調整可能するとサブライトでもワイドに照らしてくれます。
全灯(ワイド)
1番明るい点灯状態。
ただしP7Rの方が間違いなく明るい。
明るさに関しては暗いと言うことはないので特に不満は。しかしスポット以外は特に明ると言うわけでもない。
ES-65Tのメリット、デメリット
主にP7Rと比べた場合のメリット、デメリットです。
- 3連ライトで自由に照らせる
- 小型軽量
- 比較的安い
- 充電池、充電器が付いてくる
- 保証が1年
一番の特徴である3連ライトは個別に位置調整ができるので自由度が高く、小型軽量で長時間持っていても疲れづらい。
充電池、充電器付モデルの中では比較的安いのに1年保証で安心。どこまで保証してくれるのかは不明……
ハンディーライトとしての明るさは十分で個人的には明るさに関してはこれと言って不満はありません。
- 電池残量を知らせるインジケーターがない
- 点灯パターン記憶がない
- OFFにするのにボタンを数回押す必要がある
- 充電器が安っぽく作りが雑
- 電池を取り出してから充電が必要
点灯パターン記憶がないだけでOFFするのにも点灯させるにも数回ボタン操作が必要で、パターン記憶ばないだけボタン操作がこんなにもめんどくさいとは思いませんでした。
また直接本体にUSBケーブルを挿すことで充電も可能ですが、本体にインジケーターが何ので充電出来ているのかわからず結局電池を外して充電器で充電するはめになります。
さらに充電がなくなると突然不灯になる不親切さ。
ライトの明るさがどうのこうの言うよりも、シンプル過ぎる構造のため細かい便利機能は全て排除されており正直使いずらさを感じます。
まとめ、感想
ズーム機能をワイドにしている時の明るさ照らす範囲はややP7Rの方が明るいですが、車の整備をするのには十分な明るさで特に不満はありません。
サブライトが可動できることからメインライト範囲外を照らせるので結果的にかなりワイドに照らすことができるのは高評価。
メインは前方を照らしつつサブで足元を照らすことができるので夜のウォーキングには丁度良さそうです!
また充電器、充電池が付いて5000円前後と比較的安くなっていますが、P7Rは機能が多く使いやすいモデルでしたが、ES-65Tは機能がシンプル過ぎる故に痒いところに手が届かないため使いづらさを感じます。
特に点けたり消したりを頻繁に繰り返すことが多い仕事や作業にはボタン操作が煩わしく不向き。反対に一度点灯させると数十分点灯させたままにする仕事や作業はボタン操作や点灯パターン記憶がなくても気にならないのかなと言ったところ。
しかし個人的には期待はずれでした。壊れても機能が追加された改良版が出ない限りES-65Tはリピートはしないかな……
それではまた~!