ホワイトカラーのフォグランプを室内のフォグランプスイッチで簡単にイエローカラーに切り替えられる、ファッション性だけではなく実用性も兼ね備えておすすめなLEDバルブをご紹介。
目次
カラーチェンジLEDバルブとは
※メーカーHPで自身の車に適合した製品をお選び下さい。
fcl.(エフシーエル) | |
製品名 | カラーチェンジLEDバルブ |
色味(ケルビン数) | ホワイト(6000K) イエロー(3000K) |
明るさ(ルーメン数) | 片側 1800lm |
放熱方式 | ファンタイプ |
内容 | ・LEDバルブ×2 ・コントローラー×2 ・タイラップ×5 ・六角レンチ |
その他 | ホワイト、イエロー切り替え可能 |
「fcl.」から販売されているフォグランプ専用のホワイト、イエローの2色に簡単にカラーチェンジできるLEDバルブが「カラーチェンジLEDバルブ」
読んで字の如くですけど…どうせならかっこいい名前付ければいいのに(笑)
僕は昔からfcl.の「安いけど高品質のHIDバルブ」でお世話になっているので安心メーカー。
HIDバルブも安価でしたがカラーチェンジLEDバルブもカラー切り替え可能で1万円程度とかなりお手頃価格。
フォグランプ専用で「HB4」「H8/H11/H16」とフォグランプの規格に幅広く対応しています。
基本的にはフォグランプ専用ですが規格が同じロービーム、ハイビームであれば取り付けはできますが(初期のアクアはロービームがH11なので取り付け可能)H18年以降の車両はヘッドライトのイエローは保安基準不適切になり車検は通らないので注意が必要。
カラーチェンジできるメリット
霧に有効な色は「赤色」「黄色」ですが車に赤色を使っていいのは後面のみで前方には赤色は使用できません。ちなみにブレーキなどの赤は危険信号の意味合いだけでなはく霧など如何なる状況でも最も視認しやすい色=赤色で点灯します。
白い光は霧に反射してしまい前方は全く照らせず本来に霧対して有効色ではありません。むしろ無意味。
もちろん雨や雪などの悪天候でも白より黄色の方が有効。
有効色は黄色ですが、近年白く光るHIDヘッドライトやLEDヘッドライトの普及により前方の灯火色を統一させファッション性を高めるためフォグランプもあえて白く光せる車が多くなっています。
またフォグランプを夜間走行用に使う人も多くなり、フォグランプとしてではなくヘッドライトが照らさい範囲をカバーしより広範囲に照らし視認性をよくする走行用の需要も増えたため白くなった背景もあります。
そんなわけで本来の有効色は「黄色」ですが普段は統一で白く光らせ夜間走行用にファッション性を高めつつ、いざ霧など悪天候の時は黄色にカラーチェンジし有効に照らすことが簡単にできるのは、カラーチェンジLEDバルブの大きなメリットです。
やはり車を前方から見たとき全ての灯火が白で統一されている方が個人的には統一感があってかっこいいと思います!!
簡単に切り替えれるのも特徴
- 15秒以内にライトスイッチをON/OFFで切り替え。
- イエロー点灯でも20秒以上OFFの状態でリセットされ次回点灯時ホワイト点灯。
少し前にもカラーを変えれるLEDバルブはありましたが、LED照明部にカラーフィルムを装着させてカラーを変える製品が多かったので、カラーを変える毎にLEDバルブ本体をいちいち外す必要があり面倒でした。
しかしfcl.のカラーチェンジLEDバルブはフォグランプスイッチのON.OFF操作だけで簡単にカラーの切り替えが可能なので、突然の霧でもスイッチ操作一つで切り替えれ実用性にも長けています。
またHIDでは簡単にカラーチェンジすることは物理的に無理なので「簡単にカラーチェンジできる」のはLEDだからこその特徴。
ただしその日の気分によってカラーを切り替えたい人もいると思いますが、発光色の記憶制御はないので「エンジンOFF」「ライトOFF」後20秒経過後の再点灯時は強制的にホワイトに戻ります。
つまり黄色で点灯させている時にコンビニなどでエンジンを切ったりライトをOFFにすると次回点灯時は白になります。
個人的には黄色を使う機会が少ないので記憶制御機能は必要ないかな!
明るさ
ホワイト点灯時。第一印象は【明るい】です。
画像ではロービーム点灯していますがロービーム消してフォグラップだけで明る過ぎて眩し気がするくらい明るい。
「2000lm」以上の数値を記載しているLEDバルブも沢山ある中で『「1800lm」って明るいんだろうか?』と不安もありましたが、数値以上の明るさがあります。むしろ2000lm以上の数値を記載している製品よりも明るい気がします。
そもそもルーメン数自体が当てにならない参考値数ですけど………カンデラにしてもヘッドライトの種類によって数値が全く異なるから数値だけでは明るいと一概に言えないのがヘッドライトバルブの難しさ。
ロービーム前回紹介した純正HID交換用のLEDです⇩
ロービームを消したイエロー点灯時。
安価な製品は中心部は明るく回りが暗く配光ムラが酷くて見ずらい製品が多いですが、 fcl.は安くてもフォグランプのリフレクター形状に設計、製造されているので光にムラがなく綺麗な配光で見やすい!
ちなみホワイト、イエローどちらの画像も半分より左側はLEDバルブの取り付け向きを間違え配光のムラが発生しているので(後ほど説明)右半分を参考にして下さい。
壁に照射
ロービームとフォグランプを点灯状態。ここでも左側のフォグランプの配光がおかしいのは気にしないでください(笑)
右側は正規の状態でムラなく均等に照らしています!
LEDバルブの根元の5角形のボルト緩めると土台を動かすことができバルブの向きを無段階に調整が可能。
気を付ける必要があるのがバルブの向きで、向きを間違えると画像のように光のムラ、配光のムラができ明るさ見やすさが低下し本来の性能が発揮できません。
向きはLEDチップが左右を向くのが正しい向きです。
ちなみに僕が取り付けた画像の車両は左側のLEDバルブだけ間違えて上下を向いていました。
偶然ですが向きを間違えると本来の性能が発揮できないことを理解していただけたと思います。
まとめ、感想
明るさは記載「1800lm」と心もとない数値ですが体感では配光も均等でムラがなくホワイト、イエロー共に記載以上の明るさと見やすさでした。
もちろん省エネや簡単取り付け、LEDならではのホワイト色などLEDバルブの特徴も健在。
さらにホワイトではヘッドライトなどの色の統一感でファション性も高く夜間走行時視界性が向上するだけではなく、イエローに簡単にカラーチェンジできることから霧や雨、雪などいざと言う時の悪天候でも明るく照らしてくる実用性も兼ね備えた万能LEDバルブです。
強いてデメリットを上げるなら冷却方式がファンタイプなのでファン作動音が聞こえるのと、ファンに異物が挟まった時は冷却できず早期故障に繋がる可能性があることくらい。
ですが価格も1万円前後と安価なのでメリットはあってもほぼデメリットはない文句なしのおすすめLEDフォグランプでした!!
それではまた〜!