高価で良いカーコーティングでも本来の性能を発揮させる為に必要不可欠なのが下地処理です。
僕自身色々なメーカーのカーコーティングを試しましたが「下地の状態でコーティングの性能、耐久性は左右されるな」とつくづく思います。
しかしカーコーティングは販売していても下地処理剤を販売しているメーカーは少ないんですよね……
金にならないから?かな?笑
今回紹介するのは下地処理剤が数種類販売されている洗車用品専門店GANBASSの「REBOOT」の雨染み、スケール除去剤です!
目次
REBOOTとは?
販売 | 洗車用品専門店GANBASS (プロガイダンス) |
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商品名 | REBOOT |
性質 | 酸性 |
容量 | 300ml |
用途 | スケール(水染み)、その他(雨染みやデボジット)、エンブレムや各所の淵やエッジにある黒ずみを分解除去する業務用の専用ケミカル |
洗車用品専門店GANBASSから販売されているスケール、イオンデポジット(水染み、雨染み)などを除去する研磨剤が入っていない塗装にやさしいクリーナーが「REBOOT(リブート)」です。
ちなみに同社で販売されている4種類の除去剤の中でREBOOTは2番の除去力があり十分除去でますが、もっとも除去力が強いのは「REBOOT PRO」です。しかし価格が倍以上するので使用したことはありません(笑)
そもそもスケール、イオンデポジットって何?
詳細は省きますがウォータースポットやイオンデポジットまたはスケールなど多少違いはありますが水分内のカルシウム分などが乾燥してできた染みですね。
イメージしやすいのは風呂場のガラスにできた染みやウロコが車の塗装にもできている状態だと思って下さい(厳密にガラス面と塗装面ではスケールなど染みの付着の仕方や成分が違います)
REBOOTの必用性
どんなカーコーティングでも汚れ染みの上に塗ると本来の光沢、艶または耐久性を発揮できず、さらにコーティングの下にある汚れ染みが塗装を傷めてコーティングしていたとしても最悪の場合、塗装割れや塗装剥がれの原因になります。
しかし問題なのは染みが頑固なので洗車くらいでは除去できないということ。
また除去できないからと言って放置すると塗装を侵食してクレーター(凸凹になる)になり磨かないと取れなくなります。もちろん磨いても取れない手遅れ場合もあります。
しかしREBOOTならクレーターになっていなければコンパウンドで磨かなくても比較的簡単に染みを除去できて塗装に優しいんです!!
さらにコーティング施工車でもスケール、イオンデポジットの蓄積により性能が低下しますが、コーティングを落とすこなく除去できることから、コーティングのメンテナンスとしても使用することでコーティングの性能を取り戻す事が可能です。
除去方法、使い方
- 洗車して完全に水分拭き上げる
- クロスにREBOOTを染み込ませ塗る
- 水で流す
- 綺麗なタオルで拭き取る
使い方は至ってシンプル。たったこれだけで除去できます。
ただし1回で除去できない場合は数回やると除去できます!
こんな感じで染みが大量に付着している塗装にREBOOTを使って除去すると……
部分的に除去しているのでまだ染みが残っている部分もありますが、綺麗さっぱり除去することができました!さらにメッキも綺麗にとれました。
違う車両ですがこちらは左半分だけ除去しましたが、スケールが目で見えない場合でも水を付着させると見た目でも差がでます。
ですが両車両ともボディーに付着した染みは簡単に除去することができたので酸性で中和できるスケールやイオンデポジットの染みだったと言うことなんですが、数十台に試した中には全く効果が無い車両があったので、スケールやイオンデポジットの放置で塗装に侵食しているか酸性では中和できない成分が付着しているであろう車両もあったので「染みの全てをREBOOTで取れる」と言う訳ではありません。
もちろんコーティング施工車であればコーティングの下にある染みは除去できませんし、成分違いでも除去できないので、環境、状態により車両ごとに付着物も変わってくるので一概に全て除去できるわけではないですね。
また僕自身「通常では見えないけど光で透かすと薄っすら見えるシミ」を除去したくてREBOOTを購入しましたが効果ありませんでした。
まとめ
REBOOTは水分が原因のボディーに付着した染み(雨染み、水染み、イオンデポジット、スケールなど)を酸性の液剤で中和させて染み汚れを浮かして除去するのでコンパウンドのように研磨剤が入っておらず塗装を削ることなくことなく除去できるクリーナーです!
またコンパウンドとは違いコーティングの上に乗った染みだけを除去できる特徴もありますが、しつこいですが研磨剤では無いので塗装に付着した染みに効果があるかどうかは使ってみないと分からないのもまた現実。さらにカーコーティング剥がし用には使えないです。
ここまで文字ばかりで長々と書きましたが決して回し者ではありません(笑)
まぁ取れる物は取れるし、取れない物は取れないと言ったとこですが、価格が安く製品自体は考えられた良いものなので染みが気になる人は是非一度REBOOT試してみる価値はあると思います!!
それではまたー!