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サイドミラーのコーティングとは?
ボンネットやフロントガラスに撥水コーティングをかけていると走行風で水が飛んでいき視認性が良くなるだけでなく、なにより水が飛んで行くのが見ていて気持ちいいですよね。
しかしサイドミラーに関しては走行風が当たりづらい、もしくは当たらず風の力で水が飛ぶことがないため巻き上がった水が付着するとミラーの視認性が著しく低下します。
走行風が当たらないサイドミラーにボディーに塗るコーティングの撥水力程度では小さい水玉が無数に付着し逆にミラーが見えづらくなる現象が起こるので、撥水タイプのコーティングはサイドミラーには不向きといえます。
なので水がベチャーとなる「親水タイプ」の方が相性が良くなっていますが、結局水がベチャとなっているのでミラー越しの背景が揺らめいて見えるので個人的には好きになれません。
あえて「何もしない」のがベストではないかと思いますが、それでも雨の日に視認性を良くしたいと言う人にはマニア向けの一癖ある「強撥水」サイドミラーコートがおすすめ。
ミラーコートの真骨頂は「超撥水」
ミラー専用の撥水コーティングはボディーのコーティングとは違い、走行風が当たらなくても水分をバチバチ弾く「超撥水」で、水玉が付着しないので雨の日でもクリアな視界が確保できます。
平面にしてこの撥水具合。初めて施工する人はびっくりするくらい水が付着しません!!
耐久性がない
超撥水ミラーコートは非常に繊細なコーティング。
触れるだけでとれてしまうので耐久性がなくミラーは洗えなくなります。
また触れなくても耐久性は1ヶ月が限界。
つまりワイパーが動くフロントガラス、開閉できるサイドガラスは擦れるので1回作動させると剥がれるので不向きです。
施工が難しい
フロントガラス同様にキイロビンなどの油膜除去剤で下地を整えます。除去しないとノリが悪くムラになります!
施工はサイドミラー周辺にコーティング剤が飛び散らないように紙で囲い均等に吹付け後は絶対に触れずに1〜2時間乾燥が必要。
完全乾燥できていない場合に水が付くと白くに濁ります。
今回は実験の為ミラーを外して施工しましたが、実際は触れると剥がれる繊細なコーティングなので、ミラーを戻すと時に触れた部分が取れるので外して施工するのは不可。
まとめ、感想
サイドミラーのコーティング自体そもそもしなくてもそこまで問題はないですが、施工しておくことです視認性、視界性が向上します。
親水タイプのコーティングはまだいいですが、超撥水タイプは完全乾燥までは濡らせず、さらに触れるだけで簡単に落ちてしまう一癖あるコーティング。
どちらかと言えばマニア向けですね!
耐久性さえあれば誰にでもおすすめできますが、簡単には落ちることを考えると手間なので定期的に施工する根気がある人におすすめです。
超撥水ミラーコーティング
親水ミラーコーティング
それではまた~!