僕がオーバーコーティングでメインで使用している特殊洗車用品GANBASSの簡易ガラスコーティング「HAZE」(画像左側)の感想、紹介致します!
目次
HAZEオーバーコーティング剤
メーカー | 洗車用品専門店GANBASS |
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製品名 | HAZE(ヘイズ) |
容量 | 300ml 1000ml |
用途 | 簡易コーティング オーバーコーティング(トップコート) |
弾き性 | 撥水 |
HAZE(ヘイズ)は【洗車用品専門店GANBASS】から販売されている簡易で唯一のガラス系コーティング。
GANBASSさんの3種類のオーバーコーティングの中でも防汚性(塗装保護)が良いのが特徴。
ちなみに簡易コーティングとは施工が難しい新車時にするようなコーティング(ベースコーティング)ではなく「スパシャン」「ゼロウォーター」「バリアスコート」など誰でも気軽に手軽にできるオーバーコーティング剤の事をいいます。
またこれらはオーバーコーティングやトップコーティングと言われたりしますがベースコーティング(硬化系など)との違いは法律で決められた明確な定義はなく結構曖昧で「簡単=オーバーコーティング」と言った感じ。
特徴(メリット)
- 防汚性がいい
- 酸性ケミカルが使える
- 撥水性が良い
- 乾式施工ができる
・防汚性が良い
防汚性は「雨、ちりなどの汚れが付着しにくい」と「虫などの汚れが落ちやすい」の2つの意味がありメーカーによって意味が異なります。
HAZEはこの2つの意味を持った防汚性で、僕自身塗り始めてから汚れの付着がかなり少なく感じ、また汚れ自体も水で流せば取れる事も多く防汚性は簡単に塗れるコーティング剤の中ではかなり優れています。
雨にも汚れを多く含んだ雨や逆にほとんど汚れを含んでいないこともあるので「雨で汚れない」訳ではありませんが、「汚れを含んだ雨」が降った後に「汚れが少ない雨」が降るとボディーが綺麗になるのには驚かされたほど。
雨が汚れを含んでいるかどうかは他の車を見て判断しています!!
また防汚性が良いと言うことはコーティングがしっかり塗装を守っているので塗装保護性も高く、水を流すだけで汚れが落ちやすい事から洗車傷を低減できます。
・酸性ケミカルが使える
雨や水道水などに含まれる成分が乾燥してシミの原因になり、ボディーのくすみや長期放置すると塗装にダメージを与えてしまう元凶のイオンデポジット、ウォータースポットをコンパウンドで磨く事なく落とす事ができるのが酸性ケミカル(REBOOT)。
酸化ケミカルで落ちてしまうコーティングもありますが、HAZEはコーティング被膜が落ちることはありません。
また必ず付着するイオンデポジット、ウォータースポットを除去する酸性ケミカルで落ちるコーティングは塗る必要すらないと思います。
・撥水性が良い
撥水性が良くコロコロと水が落ちていきます。
しかし撥水好きには、GANBASSの撥水性抜群の「SPHERE」の方がおすすめ!!
・乾式、湿式施工ができる
水を完全に拭き取りコーティングする乾式施工がメインですが、下地処理が必要の無い状態(イオンデポジットや油分などの汚れが無い状態)では水分が残ったままコーティングする湿式施工も可能。
特にワンボックスカーなどの大きめの車を日中に屋外洗車をする人が湿式施工でコーティングをすると全周コーティングする前に水が乾きイオンデポジット、ウォータースポットが付着する原因になるので、洗車後すぐに拭き取れる乾式施工が個人的にはおすすめ。
ただし乾式施工は水分が無い状態でコーティングするので適切なタオルが必要。
また乾式施工の場合は手間も増えるので人によってはデメリットにもなりかねます。
デメリット
- 艶、光沢が分かりにくい
- 肌触りが良くない
- やや高価なコーティング剤
・艶、光沢が分かりにくい
僕が初めてHAZEを塗って思ったのは「これ艶、光沢でた?」でした。
市販のとにかくツヤツヤ、ギラギラの艶、光沢では無く、みずみずしいと言うかヌルとしたテカテカ感で、まさしくヌルテカです(笑)他のコーティングとは違う輝き方をするので分かりづらいですが、しっかり艶、光沢はでます。
しかしコーティングを塗るからには「とにかくツヤツヤ、ギラギラしたい」と言う人には不満要素。
・肌触りが良くない
施工後ボディーを指で触ると全くサラサラしていないので、肌触りは良くないです。
理由があってサラサラしていないんでしょうし、個人的にはどうでもいい(笑)
しかし中にはコーティング後のサラサラが好きな人もいるでしょうから、あえてデメリットにします。
・やや高価なコーティング剤
約10回分で約4,000円は少し高い。
また防汚性が良いコーティングとわからずにHAZEを使うと「艶、肌触りも悪い」と思われてしまうので市販のカーコーティングの方が尚更安く感じてしまいます。
塗り方(乾式施工)
- 洗車、拭き取り
- HAZE塗り込み
- 拭き取り
1、洗車、拭き取り
乾式施工の場合は手間ですが洗車後に水分を完全に拭き取ります。
先程も書きましたが、素早く拭き取る事でシミを軽減できるだけではなく、コーティング途中でも休憩ができ、さらにコーティング前にボディーの状態を確認することで、コーティング後にシミを発見しシミを取るためにコーティングを落とすと言った手間をなくせる乾式施工の方が綺麗に仕上げれるのでおすすめ!
湿式施工だとボディーに付着した水分でシミが隠れ見落とすことも多々あります。
2、HAZE塗り込み
ボンネットに2〜3ブッシュ程度のHAZEをクロスに吹き付けか直接吹き付けで塗り込みます。
ちなみにHAZEは硬化系コーティングなので、硬くなったり汚れたりすれば簡単に捨てれる安価で経済的かつ傷の付きにくいハイレベルなクロスがおすすめ。
塗り込み、拭き取りにおすすめタオルは特殊洗車用品プロガイダンスの「ディテール-クロス-プロ-リバーシブル」です。
3、拭き取り
塗ってすぐに拭き取りますが、ワンパネルごと塗って拭き取るとムラになりにくいです。
水分は全て拭き上げているので急ぐ必要はなく、傷を入れないようにゆっくり優しく全周を塗り込んで終了。
まとめ・感想
塗装のくすみの原因は多くの場合、傷とシミなので長く綺麗に保ちたいのであれば汚れやシミが付きにくい防汚性が高いコーティングの方が良く、さらに汚れが簡単に落ちることから洗車傷低減に繋がります。
もちろん汚れ無い訳ではありませんし適度に洗車する必要はあります。
むしろ僕のように汚れたらすぐに洗車しないと気がすまない人には防汚性が良いという事が大きなメリットになるはずです。
またどれだけ防汚性が良くても絶対にシミ(イオンデポジット、ウォータースポット)は付着します。一度付着すると洗車では取れないこのシミを除去するのに、コーティング被膜を落とさずに酸性ケミカルが使えるのもHAZEと言うよりGANBASSさんのコーティング剤全般のメリットです。
しかし艶に関しては市販のコーティング剤と比べても「塗ったらつやつやになった」感がないので、個人的にはもう少し艶感をアップさせてほしいです!
まぁ艶、光沢がほしいなら「BPーMAX」を買えと言うことなんでしょうけど!
以上です。それではまた〜!