1年通して使用した「スパシャン2018」が新しくなり、コーティング性能が進化した「スパシャン2019」のレビューをしたいと思います。
目次
スパシャン2019とは
メーカー | スーパースポーツコレクション |
---|---|
製品名 | スパシャン2019 |
用途 | 自動車用ガラスコーティング |
価格 | 定価 10,800円 ネット価格 8,000円前後 |
撥水性 | 疎水性(そすい) |
容量 | 500ml(原液) |
使用方法 | 水で希釈タイプ |
高級外車の買い取り販売や磨きなどのカーディテール事業など行なっている「スーパースポーツスポーツコレクション」から販売されている簡単ガラスコーティングが「スパシャン2019」
コーティング以外にも鉄粉取りや水垢とりなどなど洗車関連用品を多数ライナップされています。
スパシャン2019はパッケージがゴールドの浮世絵デザインで相変わらずカーコーティング離れしたデザインになってます。もちろんワインボトルのような瓶の容器も健在。
中身の性能は置いといて見た目から他に類をみない強烈なインパクトで、見た目と容器だけでこれだけワクワクさせてくれるカーコーティングはたぶんこのスパシャンだけだと思います(笑)
スパシャン2018との見た目、表記の違い
パッケージがかなり派手になりましたが、個人的にはシンプルでも高級感があるスパシャン2018のデザインの方が好きでした。
またスパシャン2018は液が黄色く透き通っており振らずにそのまま水と希釈できましまが、スパシャン2019は黄色く濁り使用時にはしっかり振ってコーティングを混ぜる必要があります。
ちなみ画像右のスパシャン2018は少なく見えますがこの時初めて開封した新品(笑)これ何に使おうかな……
さらにスパシャン2018では「成分表がない」といったコメントをよく見かけましたがついに成分表が記載されました!
実際に記載されたところで工業高校出でもない僕が見てもそこまで詳しい事は言えませんが「ポリシロキサン」はコーティング屋が施工するような高価なベースコーティングでも見かける成分です。
しかし「ポリシロキサン」だろうが「ポリシラザン」だとろうが、更に細い成分がわからないので一重に同じ物とは言えないのがコーティングの奥深さ!
細かいことは抜きにしてガラス系コーティングだと言うことです(笑)
スパシャン2019の使い方
【スパシャン2019『1』に対して水『50〜100倍』で希釈】と記載されています。つまり50〜100倍の水で薄めてねと言うこと。ただ濃いとシミ、ムラになりやすいので100倍で薄めておけば間違いないです!
ちなみ慣れてくると1回のコーティングで使用する原液量の目安は(100倍で希釈)
- 軽自動車、小型普通車 20〜30ml
- ワンボックス、セダン 30〜40ml
おおよそこれくらい。
もしワンボックスカーを1カ月に1回の頻度でスパシャンコーティングした場合、1回で原液40ml使用(水4Lで希釈)したとしても500ml入なので12.5回分コーティングできます。1回の原液使用量が40mlなら丁度1年で1本無くなるペースですね!
ただ12.5回分で8000円だと1回のコーティング代が640円なので高価なコーティングですが、これまでの経験上1ヶ月に1回のコーティングでも十分撥水する(初期状態よりは撥水力は劣ります)耐久性があるので年間8000円ならそこまで高価ではないと思いますが、人それぞれ価値観の違いがあるので何とも言えませんね(笑)
まぁ耐久性に関してはスパシャン2018が良かったからの話であって実際にスパシャン2019が同レベルなのかは不明です!
ちなみスパシャン2018と希釈割合は変わらないので使用回数などの変更はありません。
1、洗車
スパシャンはカーシャンプとして販売しているのか?知りませんが、泡立ち性、洗浄性などカーシャンプとしての性能は一切ないと思います。
なので汚れがひどい場合は無駄な洗車傷を入れかねないので先に必ず洗車することをおすすめします。
ただし汚れていない場合はカーシャンプとしても使えると思います。まぁ汚れてないならカーシャンプーで洗わなくてもいいから使えるってたけですけどね。
2、スパシャンを希釈させる
今回は約3Lのスパシャンを作りたいので30mlの原液をバケツに入れ3Lの水で希釈させます。
スパシャン2019は以外に泡立ちが良いですが、この泡はすぐになくなるのでほとんど意味のない泡です。
カーシャンプのようにクリーミーな泡で泡持ちが良ければカーシャンプとし使えるんですけどね!!
3、スパシャンを塗り込む
スパシャンを塗り込み、乾かないうちに水で流します。
スパシャン塗り込み時の水分が乾くとシミになりやすいのでワンパネルごとコーティングするとシミ、ムラを減らせます。
4、水分拭き取り、完了
最後に水分を拭いて完了。
ちなみに施工後24時間で完全乾燥します。
また完全乾燥までに水分が付着すると斑点模様のシミになるのでコーティングの隙間に入り込んだ後から垂れてくる水分を徹底的に拭き上げると斑点模様のシミができにくくなります。
撥水、光沢は進化したのか?
【疎水の限界を超えボディーが水を拒否する「拒水性」という新ジャンルに達しました(引用)】と言うことですが、確かに拒否しているように水を弾くので、撥水性が向上していますね。
左半分がスパシャン2019。右半分がスパシャン2018。
この画像を見てもどちらも良く弾くので違いが無いようにも見えますね!
しかし1年間スパシャン2018の撥水力を見てきた僕としては……今までも撥水性が良かったため多少撥水力は向上していますが驚くほどの変化ではない、と言った感想。
艶に関してもすでに抜群だったので、そこまでの驚きはありませんが艶に関しても多少向上したのかなと思います。
まとめ、感想
スパシャン2018から驚くほど進化しているわけではありませんが「抜群の光沢、艶」「抜群の撥水」「抜群の肌触り」は健在。
もちろんどれもパワーアップしていることには間違いはありません。
後はこちらでも書いたデメリット⇩
ホコリ、チリなどの寄せ付けやすさが改良されているか?特有の斑点模様はどうなのか?今後見極めていきたいと思います。
それではまた~