磨き道具の専門店バレットから販売されている傷戻りが少ない水性コンパウンドがBLTコンパウンドをご紹介!
目次
BLTコンパウンドとは
多種多様な自社ブランドのバフや改造したポリッシャーなどプロ向けの磨き道具を販売しているバレットから販売されている傷の隠蔽性が低い水性コンパウンド=傷戻りが少ないのが特徴なBLTコンパウンド。
しかし本物の磨きのプロの世界では隠蔽性が低い水性コンパウンドを使うのは当たり前のようですが、素人、DIYさらには磨きのプロではない車屋であまり認知れていないのが事実!
実際に僕が使ってみたプロが使う水性コンパウンドは全て隠蔽性が低かったので間違いないと思います。
水性コンパウンドの詳細はこちらへ↓
・4種類をラインナップ
研磨力が違うコンパウンドが4種類ラインナップており、違いを表しているのは『BLT−』後のアルファベットで『C→B→A→S』の順に研磨力が強くなります。
またボトルに研磨の細さの基準がペーパー目で表されています。バフの種類とポリッシャーの種類により変わりますが
- C=♯3000
- B=♯2000
- A=♯1500
- S=♯1500
シンプルでわかりやすい表記です。
もちろんバフ、コンパウンド、ポリッシャーの組み合わせ次第では表記以上にも以下にもなりえます。
・BLT−C.Sは粉砕型
「C.S」は研磨するに従い粒子が細かく砕けていく粉砕型の特殊なコンパウンドとなっています。
黒などの濃色の仕上げ用の『C』はペーパー目で言うと♯3000と仕上げにしては少し粗く感じますが、磨くコツが多少必要ですが粉砕型のおかげでバフ目を簡単に取り除くことも鏡面仕上げも可能です!
「S」は初期研磨力が高く新車時などの高密度塗装や外車でもしっかりと磨くことが可能ですが、粉砕型なので徐々に研磨力が落ちる為継続して高い研磨力で磨きたい場合はBLT−Aの方がいい場合もあります。
ちなみに身近な物では歯磨き粉が粉砕型ですね!
※僕が使ってみた感想なのでメーカーさんの意図とは異なる場合があります
隠蔽性(傷戻り)の検証
プロが使う水性コンパウンドは隠蔽性(傷戻り)がどれくらい低いのか検証したいと思います。
よく使われる扱いやすい3Mの黄色ボトル「ハード2L 超微粒子」とバレットの「BLT−C」のどちらも仕上げ用のコンパウンドを使用。
勝手にイモムシくんとあだ名をつけた知る人知る小型電動ダブルアクションポリッシャーのメタボを使いそれぞれのコンパウンド専用バフで傷が見えなくなった時点で磨きを止めます。。
本記事に関係ないですがイモムシくんも改造+アップトランスで超以外に言葉が見つからないくらい超使えます(笑)
RSE−1250改の小型版として大活躍中!
※磨き前
※磨き後
左側をBLT−C、右側をハード2Lで傷が消えるまで磨いています。磨き後の画像は少しオーロラになっていますが残ったコンパウンドが反射しているだけ。
ちなみにこのパネルは前にメタボの研磨力を確認するのに磨いているので、磨く前についていた傷はタオル傷程度の浅い傷なので簡単に消せる傷です。
洗剤で洗った後にシリコンオフで拭いた後の画像ですが、右側のBLTコンパウンドは傷戻りがほとんど発生していませんが3Mは傷戻りが発生しています。
ただし肉眼では傷が見え傷戻りしているのが良くわかるんですが画像だとわかりづらいですね……
結果
検証と言っときながら画像が見にくければ検証になっていないので……はっきり言って失敗です……
しかし僕の目ではしっかりと確認できたので3Mのコンパウンドは隠蔽性が高く傷戻りしやすいと再認識できる結果でした。
また同じように磨いたとしても艶出し成分や潤滑成分が滑りを発生させ研磨力が低下しているのも再認識できましたがやはり扱いやすいコンパウンドではあります。
いろいろ試してみて今後わかりやすい検証画像に差し替えたいと思います…
まとめ
BLTコンパウンドは3Mと比べ研磨力が高く、隠蔽性が低いので傷を見ながら研磨できるので、磨き残しが少なく綺麗に磨けます。まぁ水性コンパウンドなら当たり前の性能か(笑)
そして水性コンパウンドのデメリット『潤滑剤がほとんどないのてバフ滑りが悪く最悪の場合ポリッシャーが暴れたり、ノビが悪いので操作が難しくなる』傾向にありますが、リョービのダブルアクションポリッシャー「RSE−1250」+専用バフと「BLT−B.C」が非常に相性よくノビが言い訳ではありませんが扱いやすくなっています。
またBLTコンパウンドには4種類のコンパウンドが少量でセットになったお得なお試しセットが販売されているので気になる人はまずそちらを試しに買ってみるといいと思います。
※お試しセットは「バレット 磨き」と直接HPを検索して購入してください。
最後に
3Mのコンパウンドが使えないと言う訳ではなく、使う場合は傷戻りを理解した上で研磨後に水洗いでは落ちないコンパウンドを脱脂、洗車でしっかりと落とした後傷の確認し、傷があれば再研磨、なければ研磨終了することで手数は増えますが磨き残しがなく磨くことができます。
むしろ隠蔽性の高さ故に磨きを難しくしていると言っても過言ではないです。ただし見えなくなれば何でも良いと言う人には偽りの状態でも別にいいんでしょうけど!!
磨きに興味がある人やより磨きの世界を知りたい人にはBLTコンパウンドおすすめです。
それではまた~!!