プロの間でもよく使われるルペスの電動ダブルアクションポリッシャーをついに購入したのでレビューしたいと思います。
「高価」「かっこいい」「高性能」なので少しテンション高めな記事になります!
※素人、DIY向け記事です。あと最近磨き、洗車記事が多いと言わないでください(笑)
目次
RUPES「Big foot LHR15 MARKⅡ」
メーカー | ルペス社 |
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製品名 | Big foot LHR15 MARKⅡ ビッグフット LHR15 マーク2 |
種類 | ダブルアクションポリッシャー |
バックパット径 | 125mm |
無負荷回転数 | 2,500~5,300回/分 |
オービットダイヤル | 15mm |
価格 | 6万円前後 |
その他 | ・100V仕様 ・50/60HZ兼用 ・本体のみ |
イタリアのルペス社から販売されている電動ダブルアクションポリッシャーの「BIGFOOT LHR15 MARK2」を購入しました。
黒のボディーに白字や持ち手がカーボン調?だったりと本体のデザインもかっこいいですがイタリア産ってだけで箱までかっこよく見えてしまうのは僕だけかな?
そして国産ポリッシャーは無改造なら高くても3万円以下で買えますが、このポリッシャーは6万円前後と「アホですか?」って言うくらい高価なので性能は置いといてもプレミアム感が凄くてテンションが上がる(笑)
磨きのプロの世界ではごく一般的なポリッシャーですが、価格的に素人やDIYにはなかなか手の出しづらいポリッシャーです。そもそも使いこなせるのかと言う問題もありますしね!
外観、機能説明
外観や機能について触れている記事が少ないので書きたいと思います。
トリガ、トリガロック付き
なだらかに湾曲した握りやすいグリップ部分の下部にあるトリガーを握ることで回転します。
また横にあるボタンを押すとトリガーをロックすることができるので、握りっぱなしにする必要はありません。
回転数はダイヤル調整が可能
1〜6段階で2500〜5300回転まで調整可能(機種により回転数が違います)また回転数の表が記載されているので見た目からわかりやすくなっています。
しかし無段階調整ではないので決められたダイヤルの回転数でしか合わせれません。
国産ポリッシャーならだいたい無段階調整できるので高価なだけに無段階調整機能がないことに驚き。
裏返しても安定するアタッチメント付き
ポリッシャーを置くときにバフ側で置くわけにはいかないので裏返して置いても安定するアタッチメントが付いています。
しかしアタッチメントが白いので汚れが目立つのがネック。
また横型ポリッシャーなら大体の機種付いている機能です。
持ちやすい先端
カーボン?カーボン調?かわかりませんが見た目がかっこよく手にフィット感があり握りやすく考えられた先端になっています。この先端のカバーは取り外し可能。
また「15」と書かれた数字はダブルアクションポリッシャー特有のオービットダイヤになっています。
ちなみにルペスのビッグフットには「12」「15」「21」があります。
オービットダイヤルを知らない人はこちらを参考にしてください↓
グリップも取り付け可能
両サイドのプラスチックのボルトを外すことでグリップを取り付けることができます。
僕の購入したルペスにはグリップは入っていなかったのでグリップが欲しい人は別途購入する必要があります。
ちなみにマキタの横型ポリッシャーに入っていたグリップが使えたので国産のグリップも使用できる可能性は高いですが責任は持ちません(笑)
六角レンチ内蔵
横に六角レンチが内蔵されています。
この六角レンチは画像のようにバックパットの中心のボルト用にどの機種も付属されていますが大体が電源コードに収納するタイプが多く外れやすいですがこれなら外れることなく、無くなる心配もありません。
コードは長いが……
電源コードが9mくらいあり長いので延長コードも必要なく取り回しやすいんで高評価なんですが……
コードが硬すぎて跡がついたままになりせっかくコードが長いのに若干取り回しづらいです。
ここでまた国産と比べますが、国産は太くても柔らかいコードが多いので細かい部分にも気が利く日本とは文化の違いを感じます!
大きく重たい
縦型ポリッシャーと比べるとどうしても大きく感じてしまう横型ポリッシャー。
また重量は2.6Kg、リョービはRSE−1250が1.5Kgなので約1Kg重く、ボンネットや天井などは自重で磨けますがドアなどの側面を長時間磨くのに不向きです。
RSE−1250がいかに軽いかルペスを使って良くわかりました(笑)
振動が少なく意外に静か
バランスが取れているのか振動が非常に少なく片手でも操作できるレベル。
またギアアクションの方がうるさいなと思うくらか静かですがシングルアクションの方が静かですし騒音なことに変わりません!
研磨力の検証
ルペスの「ビッグフット」とリョービの「RSE−1250改」の研磨力の検証をしてみました。
コンパウンドはBLT−Bとウールバフを使用します。
※ルペスはダストカバーがバックパットと接触しブレーキをかけているので切断しています。つまりドノーマルではなく手軽にできる改造をしています。
耐水ペーパー♯1500て上下を1分間ずつ手磨きします。
ペーパー研磨後、上側をルペス。下側をRSEでダイヤルMAXで30秒間のみ軽く磨きます。
相変わらず画像だとわかりづらい。
今後の課題です(笑)
長方形の白く見える部分がRSEの磨ききれていないペーパー目。下側はルペスで磨いていますがペーパー目が消えているので周りと同化し全くわかりません。
RSEも改造しているので研磨力はそこそこ高く傷をとる方法で磨いたつもりですが自重で磨いたルペスの方がはるかに研磨力が高い検証結果になりました。
良かった良かった(笑)
まとめ
ダブルアクションなのでバフ目が出にくいのに研磨力が高く、淡色ならワンポリッシュで仕上げることもできるので研磨の時短になるポリッシャーだなと思うのと同時に重たいなと言うのが僕の第一印象。
イメージとしてはダブルアクションの仕上げ性能にギアアクションの研磨力をかけあせたイメージが一番近いですが、ノーマル状態のルペスではギアアクションほどの研磨力はありません。
しかしDIYにおいては時間をかけれる場合の方が多くは、早く磨けることが良いと言うわけではないですし、やはり磨けると言うことは余分に深く磨いてしまうリスク、クリアを剥がしてしまうリスクなどを考えると、扱いやすいRSEが個人的にはベストチョイスではないかと思います。
DIYにはかなりのマニア向けになるのでRSE改を持っている人や洗車好きで磨きのことをしている人にはおすすめはできるポリッシャーです。
ルペス、ビックフットの最新版が販売されました( LHR15 マーク3 )
マーク2より高価ですが性能も使いやすさも向上しています↓
それではまたー