こんにちは!!
車に乗ったことがある、もしくは車を所有している人であれば一度は経験したことがあるブレーキ時の「キー音」。
そもそもなぜ音がするのか?紐解いていきたいと思います。
目次
なぜキー音がなるのか?
車のブレーキの構造自体は以外にシンプルでディスクブレーキ車(フロントブレーキ)の場合、人が踏んだ「ブレーキペダル」により押された「ブレーキフルード」の圧力が「ブレーキキャリパー」にかかり「ブレーキパッド」を縮めて「ブレーキローター」の回転を止めることによりタイヤが止まります。
ブレーキをかけた時になるキー音の原因にほぼ「ブレーキパッド」からのブレーキ鳴きです。
押し付ける側のブレーキパッドはいろんな材料からできた金属。押し付けられる側のブレーキローターは頑丈な金属。つまり金属と金属が擦れ合うのでキー音が発生しやすくブレーキ鳴きします。特にブレーキパッドの角が立っている=当りが悪いとブレーキ鳴きしやすくなります。
また残留が1mm以下になるとブレーキ時にキー音を発して【ブレーキパッドの残量が少ないですよ〜】と知らせてくるインジケーターがついてます。
つまり「残留が少ない」か「ただ鳴いている」だけなのか、ブレーキ鳴きの発生のしかたにより判断できるので紹介します。※注意
ドラムブレーキからのブレーキ鳴きは少ない為ディスクブレーキからのブレーキ鳴きの説明になります。ちなみ現代の車のフロントブレーキは全てディスクブレーキです。
ブレーキ時にキー音が常になる場合
DレンジでもRレンジでもブレーキを踏んだ時に必ずブレーキ鳴きが発生している時はブレーキパッドのインジケーターがブレーキを踏むとブレーキローターに当たりっぱなしなっている状態なので、ブレーキ残量が少ないサインです。
前進時でも後進時でも必ずブレーキ鳴きするのが特長
対処法
ブレーキパッドの交換が必要になります。予算さは5千円から2万円台と車種により金額さがでますが軽自動車より普通車の方が高い。
またブレーキ時に常にブレーキ鳴きしているのを長期間放置しておくと最悪の場合ブレーキローターを削り2万円では済まない修理費用になるので早目に車屋に持っていきましょう!!
朝や雨の日など特定の条件のみブレーキ時にキー音がする場合
朝だけ屋雨の日だけなど特定の条件時のみブレーキ時にブレーキ鳴きする場合。
またこの時は一時的な発生なので「鳴る時と鳴らない時」があるのが特長。
対処法
ブレーキパッドの角が立ってブレーキ鳴きをしている場合がほとんどのなので、ブレーキパッドの角を丸く削る「面取り」をするとブレーキ鳴きが解消されます。ブレーキ時に「カッコン」「カコン」音がする場合
「カキン」「カコン」音がする場合はブレーキ時にブレーキパッドがずれて発生する音です。この場合は粘度の高いグリスを塗ることで解消されたます。
まとめ
ブレーキ周りは環境、乗り方などによって1台1台変わります。
また金属同士がぶつかって擦れているので構造上ブレーキ鳴きは多少なりともするものです。構造上の異常ではありません。多少鳴くだけなら一時的な場合も有ります。
ただしブレーキを踏んだ時は毎回ブレーキ鳴きをするようであればブレーキパッドが少ない合図かもしれないので一度ブレーキパッドの残量点検をすることおすすめします!
以上それではまた〜!!