フラッシング剤とは?エンジン内部をクリーンにする?種類とおすすめを紹介!
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目次

エンジンフラッシング剤とは

スラッチ汚れと言われるエンジン内部の汚れは、どんなエンジンでも必ず発生してしまう燃料の燃えカスなどが原因の汚れ。エンジンオイルを適切なタイミングで定期的に交換していないエンジンは、汚れが排出されることがないためエンジン内部に堆積し簡単には取り除くことができないほど頑固。

またスラッチ汚れが堆積するこにより、エンジンオイルの消費や異音、エンジン不調など様々な不具合を誘発してしまう厄介者。

そのスラッチ汚れをエンジンを分解せずに取り除くのがフラッシング剤(全てを取り除くことはできません)

一般的な製品はエンジンオイルの変わりにフラッシング剤を規定量注入しエンジンを数分稼働させることで、エンジン内部(オイルが通る部分)のスラッチ汚れを溶かして洗浄し最後にフラッシング剤と一緒に汚れを排出させることで内部洗浄します。このときオイルフィルターも同時交換が必要。

即効性と遅効性がある

※速効性

※遅効性

ただし定期的にエンジンオイルを交換したとしても全ての汚れを排出することは不可能なので経年により徐々に汚れは堆積するので、走行距離が多い車や高年式車はフラッシング剤でエンジン内部をリフレッシュさせることがおすすめ!

フラッシングオイルは即効性と遅効性の2種類あり、上記で説明したエンジンオイルの代わりに同じ量のフラッシング剤を注入して数分後に排出するタイプで短時間で内部洗浄ができ効果、変化が分かりやすいのが『速効性』。汚れが酷いエンジンには向いていません。

エンジンオイル交換時に新品エンジンオイルに数%混ぜるだけの手軽さで、日常使いで徐々に内部汚れを溶かして(約5000キロ程度)綺麗にするのが『遅効性』。エンジンオイル添加に近いフラッシング剤。

即効性は一度に大量の汚れを溶かしてしまうため、エンジン内部の汚れが酷い場合は塊状の汚れがオイルの通り道、油路を塞いでしまう可能性があり最悪の場合エンジンの故障繋がることも。

遅効性だと効果がでるのに長期間かかりますが内部汚れが酷い場合でも安全に綺麗にすることができるため、汚れが酷い場合は先に遅効性タイプで徐々に汚れを洗浄し、それでも汚れが残っているなら次に速効性タイプで洗浄するのがベスト。

汚れ具合を確認する方法

内部の汚れ具合を確認する方法としては一般的なのはエンジンオイルの「レベルゲージで確認する方法」。きれいなエンジンは薄茶色のエンジンオイルですがレベルゲージについているオイルがドス黒い場合は汚れが酷い可能性が高い。

もう一つフィラキャップを開けてオイルを注入する穴から覗きこみ、黒い塊のスラッチ汚れがあるかどうかでも確認できます。

黒い塊がびっしり有る場合は速効性のフラッシング剤は止めておいた方がいいでしょう。

ただし注入穴から内部が見えないエンジンもあります。

プロはレベルゲージでも注入穴でも確認しますが、オイルを抜いてオイルの粘度や汚れ具合で判断するこもあります。汚れが酷いエンジンはチョコレートのような色でドロドロしたオイルが出てきます。さらに塊が出てきたりオイルが少なかったりする時は汚れが具合がかなりひどい状態です。

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ワコーズ「エンジンフラッシングオイル」を使ってみた!

今回は14万キロ走ったムーブにワコーズの即効性フラッシング剤「エンジンフラッシングオイル」を使ってみました。

即効性タイプなのでエンジンオイルを抜き取った後とオイルと同じ量のフラッシング剤を入れ数十分回した後抜き取るだけで内部洗浄ができます。もちろん同時にオイルフィルターも交換しています。

またハイブリッドカーは短距離走行を繰り返す乗り方をしているとエンジン内に水が溜まりエンジンオイルが白濁しオイルする傾向にありますが「エンジンフラッシングオイル」は水抜き作用もあるのでハイブリッドカーにも最適。

で使ってみた感想は……若干音が小さくなりエンジン回転が前より良くなったような気はしますが、気持ちの持ちようなのかよくわかりません(笑)

なぜかを考えるとフラッシング剤を抜き取るときにもそこまで汚れは出てこず、14万キロは知っているとは言え5千キロ毎にオイル交換、1万キロ毎にオイルフィルターを交換していること、また洗浄交換があるワコーズの燃料添加「フューエルワン」も定期的に入れていたので内部がそこまで汚れていなかったからだと思います。

どちらにしろオイル交換の重要性を再確認できました!使ってみた感想になっていませんね(笑)

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まとめ、感想

フラッシング剤にも種類があるので、レベルゲージやオイル注入口からエンジンがどの程度汚れているかを確認して遅効性か速効性を選ぶといいでしょう。

また整備のプロやレースの世界も使っているワコーズ製品は高品質、高性能なのでおすすめ!

「何でもかんでもワコーズ使っとけばいいってもんじゃない」と言った意見もありますが実際にレースの世界でも使われる信頼性もありますし、僕自身整備するなかで異音がするだのボルトが緩まないだと色々ありますが『やっぱりワコーズ製品が抜群だな』と思うことが多々あるので、市販の製品やメーカーがわからない製品を使うくらいなら「ワコーズ製品を使っておけば間違いない」と思います。

ちなみにワコーズには エンジンフラッシングオイル より洗浄力は劣りますが新品のオイルに1本添加しオイルを抜き取る速効性の低価格の「エンジンフラッシュ」も販売しています。予算的にも厳しい人にはおすすめです。

それではまた〜!!

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